奴隷*〜asami(見えない首輪を感じながら)
目次|過去|未来
主従であるゆえ・・・ ご主人様は絶対に麻美には弱いところは見せたくない。
昨年、体調が良くなられたご主人様にお会いしたときに、 ご主人様のお言葉から麻美はそのように感じました。
そして今もそうなのだと思います。
ご病気なのですから弱くてもいいのに・・・
麻美はそう思いますが、
絶対服従の主従ですものね。
いつも・・・いつも・・・ 麻美よりもずっと高い位置にいるご主人様ですものね。
それでは・・・ ご主人様のお気持ちが許せないのだと思います。
夫婦なら・・・
恋人なら・・・
友人なら・・・
一緒にご病気と闘うことが出来るのに。 一緒にご病気を心配することが出来るのに。
そのどれにもなれない麻美は・・・
ただ待つことしか出来ないことが悲しいです。
でもね。 麻美はご主人様の奴隷が一番いいのですから、 仕方のないことですよね。
|