奴隷*〜asami(見えない首輪を感じながら)
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2008年05月02日(金) 波の話

また続きになりますが・・・

今回の目的の最終日、海辺の喫茶店の窓から、
サーファー達が海の中で波を待っているのが見えました。

コーヒーを飲みながら・・・
私もずっと波を見ていました。

波は大きいなと思っていても海岸に届くまでに小さくなったり、
逆に小さい波だな〜と思っていたらだんだん大きくなったりと、
私にはまったく予想もできないのです。

きっと・・・
サーファーの人は長年の感からそれが一番いい波なのか?を、
瞬時に見分けることができるのでしょうね。

ご主人様は・・・
麻美が仕事上で悩んでいるときに、
波に例えてよく話してくださいました。

『麻美、大きな波がきた時には、
 その波が小さくなり通り過ぎるのを静かに待つのことだよ。』

そして、今年、初めにお会いしたときにも・・・
ご主人様はそうして病気と闘われたとおっしゃっていました。

ずっと・・・
ずっと・・・

「波の話」は、ご主人様と麻美の見えない絆になっていたのです。

ぼーっと窓越しに波を見ていましたら、
ご主人様のご心中を想い、涙が次から次に溢れてきました。

最終日に波と出会ったのは・・・
何かの導きだったかもしれませんね。


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