私は、どんなにどんなにがんばってみても、所詮私なんだ。
ほじくりかえす。 過去を。 忘れたい過去は、まだあるカタチで残っている。 鮮明に。 すべて消す事はできるのに、消さずに残してある。 「異常者」の私は、普段普通を装って、だけど、すぐ簡単に壊れる。 どうしてだろう..。 そんな自分に気づくたび、自分を傷つけたくなる。 身体を切り刻んで赤い血を見たくなる。
もうたくさんだ。
あの痛みも 絶望感も 孤独感も 喪失。裏切り。
消えない。 消えない。
私自身が消えるまで
恐い。 狂う私も。 そしてそんな私の周りにあるすべてのモノが
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