日々雑感
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2003年06月24日(火) ごほうび

歯医者。歯医者の椅子に座っていると、小さい子供になったような気分になる。いつまでたっても、あの匂いや歯を削る機械の金属音は苦手だ。

治療を終え精算後、受付の人に呼び止められる。何かと思ったら「どれでも好きなもの持っていって」と、押し花しおりをずらりと広げてくれる。どうやら、その人の手作りらしい。紺地に月見草のものと、朱色にドクダミの花のものと、2枚受け取って帰る。

そういえば小さい頃、行き着けの病院ではじめて泣かずに注射を我慢したとき、お医者さんが「えらい、えらい」といって注射器の形をした水鉄砲をくれた。あのときと似ている。


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