風が強い日。落葉の嵐。夏が過ぎ、秋がきて、やがて葉っぱは散ってゆく。音もなく落ちる。アスファルトの道に落ちた葉は、土に還ることなくいったいどこへ行くのだろう(掃除する人がそんなにいるわけでもなく)。夜になっても風は止まず。コタツに入りながら、その音を聞いている。