日々雑感
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2002年10月16日(水) 空き地

「ほんとにいいのか」と思うほど、よい天気。よく晴れた。

気候がいいと歩くのも楽だ。そんなわけで、今日は川沿いの道を行く。春には桜の咲く道。今は葉っぱだけがまばらに残り、川の流れが透けて見える。

橋をわたって、坂道をのぼって、狭い道、狭い道と選びつつ歩いていたら、いきなり空き地にぶつかる。広い。空き地というよりも、山の中の少し開けた場所というかんじで、丈の高い草が茫々と広がり、大きな木が何本も並んでいる。ぐるりと細い鉄線で囲まれた場所。かつて、何か大きな建物がここにあったらしい。

遠くにはビルも見えるので、ここは確かに東京の真ん中。それでも、その場所だけ、かつての時間の名残りも見せず、植物に覆われてじっとしている。気になって周りをうろうろしていたら、通りがかりの自転車の人にうさんくさそうに眺められた。

夜、サッカーの日本対ジャマイカをテレビで観戦。日本代表、W杯のときよりも黒髪率が上がっている。


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