日々雑感
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2002年07月01日(月) 余韻さめやらず

昨日の決勝戦、終了のホイッスルが鳴った後もゴールポストから動かず、やがてゆっくりと座り込んでいったカーンの姿が頭から離れない。

勝負の世界はほんとうに残酷だ。たった一瞬のミスですべてが変わってしまう。「英雄と役立たずは紙一重」。カーン自身がよく言っていたらしい。もちろん、彼のことを「役立たず」などと誰も思わないだろうけれども、昨日は本人がいちばんその言葉をかみしめていたはず。

「サッカーは人生と同じだ。ピッチの上では何が起こるか分からない」というが、ほんとにそうだと、しみじみ思う。「あの失敗さえなければ」とどんなに悔やんでも、決して取り戻すことはできない。「もし」は有り得ない。ケガもある。不運もある。年齢による衰えもある。思うようにならないことも。それらを自分で受け止めつつ、それでもまた、一歩ずつ足を進めてゆくのだ。なぜ皆あんなにサッカーに熱狂するのか、少しだけわかったような気がする。

7月に入る。梅雨空、さらに蒸し暑い。月が変わるのを良い機会に、W杯モードから日常モードに切り換えようと考えていたが、パソコンの壁紙をカーンに設定しているあたりで、すでに無理。


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