2003年03月29日(土) 好きなものは変わらない

今日は大学の学長が講演すると友達に誘われ、
お題が「源氏物語の子育て」だったので、一応源氏専攻だったハシクレ
として出向くことにした。

学生時代の友達2人にもあって、久しぶり!なんていって
中華街でランチする。萬珍婁の飲茶の店があって、味はいいのはもちろん
値段も普通だったので即決。
1人2300円くらいでお腹いっぱいになった〜。サービス◎

会場のホールの手前まで来ると、杖をついたおばあちゃんや
ご婦人方が多数!平均年齢がかなり、かなり高い!
もしやこの歳にしても最年少か?と思ったら数名年下と思しき人が。
でも平均年齢にしたら60歳はこえてるでしょう。

同窓会の会費も払ってないのにいいのか?と思いつつ、
なんか若者(この中では)というだけでやたら親切にされた(笑)

結構広いホールだったのに何だかんだ埋まってた。
レジュメも受け取り、「講義みたいだね〜」とひとしきり感動。

しかし授業なんてものから離れて数年。
果たして2時間弱の講演に耐えられるのでしょうか?

学長は学生のとき2年まで授業をとってて、
温和だけど鋭いツッコミ&難しい講義で、レポートとかかなり苦しんだ覚えが。
そんな先生が壇上にみえたけど、何かちっとも変わってないようだった。

レジュメに沿って講演がすすんだけど、
授業と違って、源氏をあまり知らない人にも話すのだから、
かなり丁寧かつ、わかりやすく説明がされて、本当に面白かった。
私たち3人は、話の筋もわかるし、解釈本の話や、当時の風俗だって
一応卒論を書いた経緯があるので、ほとんど理解できるのだけど、
それだからこそ、余計に楽しんで聞けたのかも。

源氏の教育観とか、政治的手腕、内大臣との比較や
女性たちの立場、楽器の話、物語のアイデアのもと、などなど、
本当に様々なところに触れて、「うんうん」とうなずいてしまった。

実は先生は卒論を見ていただきたかった年に国内留学とやらをされて
卒論ゼミを担当しなかった。結果、源氏専攻の学生は
自主的に非常勤講師の先生にお願いして、「裏源氏ゼミ」を結成して
なんとか卒論を書き上げた。

講師の先生は学長の「弟子」みたいな先生だったので、
性格や鋭い切り口がとっても似てて素晴らしい先生だったのだけど、
今回学長の講演きいて「やっぱり先生にも見て欲しかったね」って
3人とも同じこといってた。
ま、実際そうだったらかなり大変だったろうけど(笑)

結局、居眠りもせずに集中して聞くことができたのが驚き。
うーんやっぱり好きだな、平安文学。

はっきりいって、仕事になんの関わりも無く、
実学とは程遠い「趣味」の世界を選んじゃって、
もったいなかったかな〜なんて思ってたんだけど、
違う友達からも「誰だって関係ないことしたりするし、むしろ学生時代くらい
趣味みたいな勉強したほうがいいって」と言ってもらった。

たぶんオバアチャンになっても、友達と語っちゃうんだろうな。
会場にいたオバアチャンと変わらないや(笑)


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