どこで見聞きしたかは定かでないけれど、 「足るを知る」という言葉が最近よく頭に浮かびます。
調べてみると、老子の言葉で正しくは、 「足るを知る者は富む」です。 要するに、欲深くならずに分相応のところで 満足することができる者は、心が富んで豊かである、です。
今はお金さえあれば、何でも手に入るので、 誰かが持っていたら自分も欲しい!自分も同じになりたい! と持ってるお金以上に欲しがる傾向にあるよなぁと。 具体的に思うのは、子供の教育費に関してですね。
お金があれば、たくさん習い事も出来るし、塾にも行けるし、 それで私立の高校や大学にも行けるけど、それを全部、 どの親でも出来るかというと、やはり家それぞれなわけで…
出来ないからと言って、毒親と批難をしたり、 親側が罪悪感を感じるのはちょっと違うかな。 勿論、子供からのどんな要望が来ても応えられるようには努力するけど、 無い袖は触れないので、足るを知るの心を身につけたいし、身につけてもらいたい。
結局、よそはよそ、うちはうち…なのか。
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