今日は東京都美術館へ「クリムト展」を見に行きました。
今回も友人たちと一緒に行くことができました。 各々が絵を見た率直な感想を言うのだけれど、 気付けば、大喜利のようなボケ合戦と化してました。 まぁ、それも楽しいよね。自分一人だと、まず、出来ないことだし。
私は今回初めてクリムトの作品を見たのですが、 彼の特色とも言える黄金をふんだんに用いるようなった頃の 作品にはどれも心惹かれました。色使いとか構図とか、 何でこうなんだろう?これは何だろう?と思うところがあって、とても素敵。
ひたすら写実的で、写真と見紛うような絵も良いけれど、 この何だかよくわからないけど、心に残るもの、 というのが、芸術には必要なのかなと思います。 既存の概念を壊して自由になろうとする意志が感じられました。
ベートーヴェンの第九をモチーフに描いた壁画、 「ベートーヴェン・フリーズ」は圧巻の一言。 この為だけにもう一度見に行きたいほどです。 これが公開当時、世間から批難の的になったなんてなぁ…
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