chipperの日記

2019年06月23日(日) 気分はウィーン


今日は東京都美術館へ「クリムト展」を見に行きました。

今回も友人たちと一緒に行くことができました。
各々が絵を見た率直な感想を言うのだけれど、
気付けば、大喜利のようなボケ合戦と化してました。
まぁ、それも楽しいよね。自分一人だと、まず、出来ないことだし。

私は今回初めてクリムトの作品を見たのですが、
彼の特色とも言える黄金をふんだんに用いるようなった頃の
作品にはどれも心惹かれました。色使いとか構図とか、
何でこうなんだろう?これは何だろう?と思うところがあって、とても素敵。

ひたすら写実的で、写真と見紛うような絵も良いけれど、
この何だかよくわからないけど、心に残るもの、
というのが、芸術には必要なのかなと思います。
既存の概念を壊して自由になろうとする意志が感じられました。

ベートーヴェンの第九をモチーフに描いた壁画、
「ベートーヴェン・フリーズ」は圧巻の一言。
この為だけにもう一度見に行きたいほどです。
これが公開当時、世間から批難の的になったなんてなぁ…


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