袋小路の穴...midori

 

 

黄金週間 - 2006年05月06日(土)

1日
予定通り母と「ナルニア国物語」を見に行きました。
原作が子供向けファンタジーだと聞いていたので、ストーリーにはそんなに
期待してなかったのですが、結構面白かったです。
お兄ちゃんに反発していた問題児の弟が最後の方で……という辺りでは、
ちょっと泣けてしまいました。

ライオンのアスランはカッコ良かったし。
(同じ名前でもヘタレ度0%でしたね(笑))
あの大きな身体を枕にして寝てみたい…等と不届きな考えが浮かびましたが
実際は獣臭くてダメかな…(^_^;)

帰宅してから、母の日のプレゼント(?)に買った「のだめカンタービレ」を
読んでしまいました。
噂通りの罪なく笑える面白い作品でした。
片づけられない主人公「のだめ」ちゃんが他人に見えない…。
(勿論、私はあそこまで酷くはないですが…一応料理も出来るし…)

母の日のプレゼントといいつつ、母に自分のスカートを買って貰ったりしていた
ので、余り意味がないかも…。
一人暮らしの自分より、両親の方が余裕のある生活しているせいか、金銭面
ではこちらが心配されてしまっています(苦笑)
実家に行くと色々「お土産」を貰ってきてしまうのですが、金銭的に苦しい時は
本当に有り難かったりします…。


2日
映画の時に買ってきた「種」小説(全5巻)を熟読。
アニメで一通り物語は見ているとはいえ、人物の心情についてはやはり
小説(文字)で書かれた物の方が分かりやすいですよね…。
読んだ後にどっぷりと感慨に浸り、現在の世界情勢や戦争について思いを
巡らせ……真面目に脳細胞をフル回転させてしまいました。

でも、夜中に「運命」の特別編を見ながら、家人を起こさないように笑いを
堪える自分もいたりして…。
話に聞いていた通り「ネタ満載」というか…(^_^;)
特にあの「サングラス姿」には失笑を禁じ得ませんでした…。
すっかり「ヘタレ度200%」の彼中心に見るクセがついているようです。
前作を超える規模でぐるぐる回っている姿や議長の口車に乗せられている
姿などを見ていると、「成長してないじゃん」とため息が出ますねー
やはりガンダムの主人公は能力はピカイチでもヘタレでおバカで自意識過剰
じゃないと勤まらないのね…。
新主人公は更に生意気そうなガキ…少年だったし…。

そんな中、一幅の清涼剤のように感じたのはイザーク君の存在でした。
総集編ではちょっとしか出てこなかったのに、あの意地っ張りを絵に描いた
ような言動を見ていると、何だか愛が芽生えそうです(笑)
今ならツンデレ好きな人の気持ちが分かる気が…。


3日
母が買った「デルフィニア戦記」の外伝を読んだら、本編を読み返したくなり
1〜18巻(途中10〜15巻行方不明…)まで読みふけりました。
外伝がナシアスとバルロの話だったので、その二人を主に追うようにして
他は飛ばし気味に…。
外伝でバルロがナシアスに対して(本人には内緒で)ある誓いを立てたの
ですが、それを心に置いて本編を読むと感慨深いものがありました。
男の親友同士のやり取りってぐっと来てしまいますよね〜
女同士ではあり得無いような潔さと清々しさがあって、うらやましい限りです。
(美味しい関係ではありますが、腐り度は1%未満です(笑))


4日
友達と約束していたので、買い物に出かけました。
高校時代から仲良しの彼女と一緒だと、行動パターンが分かっているので
ストレスを感じることがないのが嬉しいです。
喫茶店でお茶するときに同じ飲み物を同じ理由でオーダーしていることが
分かって、そのシンクロぶりにお互い笑ってしまいました。
ああ、和むなぁ…。
彼女から他の友達の近況を聞いたり、こちらも友達の近況を話したりして
いたので、どちらかというと買い物よりお喋り主体だったかも…。
夜10時過ぎまで語り合ってしまい、本当に楽しい時間でした。
また近い内に会いたいなぁ…。

…といっても、帰宅後は購入した「運命」の小説(3巻まで)を読み漁り、
ヘタレ君に負けない勢いでぐるぐる考え込んでいたのですが…。


5日
色々なことをぐるぐる考えながらも、母の手伝い(家事)などをして、のんびり
過ごしました。
所狭しと植物が植わっている庭に立って、咲き誇る色々な花を見回しながら
「帰る場所(家)がある自分は幸せだ」としみじみ思いました。
一人でいると気楽な面もあるけど、家族と協力して生活していく方が人間的
なのではないかと…。
勿論、考え方の違う人間同士なので、衝突することもありますが、そうする
ことで相手を思いやることを学ぶのではないかと…。
放任主義などと言って親子で衝突しておかないと、そういうことを学ぶ機会も
無く育ってしまうんでしょうね。
親は一番身近にいる大人ですから、子供が成長する過程では衝突する
のが当たり前なような気がします。
十代くらいの頃って親が一番の障壁で、子供の頃は分からなかった親の欠点
も見えてくるから、反抗したり、言い争ったりして、その存在を乗り越えよう
とするんだろうなぁ。
ただ、能力的には親より上に行けるかもしれませんが、自分一人で育って
来た訳じゃないから、育ててくれた恩を思うと一生親には頭が上がらないし、
そういう意味では乗り越えられるものでも無いと思いますけどね…。

夕食も食べてから、千葉に戻ってきましたが、帰りの電車で「運命」の
残りの巻(2冊)を買って読みふけっていました。
本を読み出して集中すると他のことには意識が向かなくなりますね。
でも、そういうのって久しぶりだったかも…。

真夜中まで読んで、またぐるぐると考えてました。
実家に帰ると上空を飛ぶ米軍機の音が聞こえるので、そういう面でも色々と
考えてしまいます。
米軍再編で厚木基地(多分、実家の上空を飛んでいるのは厚木に向かって
いるものと思われます)がどうなるのかとか、巨額の費用負担についてとか、
普段は考えないようなことを真面目に考えてました。
きっと深刻に考えている人は少ないだろうけど、自分達の税金が使われる
ことでもあるし、自分達の住む国の行く末にも大きく関係してくることだし、
自分なりの意見というものをちゃんと考えておいた方が良いと思うので…。
自分には関係無いからと何も考えないで流されるままになっていると、何か
大事なことを見落としてしまいそうな気がしています。

…ということを考えているのもガンダムのせいでしょうね。
子供向けアニメだとは思っていませんでしたが、かなり深く考えさせられる
内容だというところは、さすがガンダムシリーズというべきか…。
勿論、ツッコミどころも多々ありますけどね(笑)

あとは連休中に見たNHKスペシャルやニュースの特集内容のせいも
あるなぁ。
地球温暖化の話で排出権ビジネスと海面上昇で沈みゆく南の国が交互に
語られていましたが、結構なインパクトがありました。
既に死活問題になっている国とは全く関わりなく、本当に温暖化阻止の力に
なるのか分からない環境ビジネスが先進国で繁盛しているというのが、
この世界の現実なんですよね…。
番組の中で「中国」の人が語っていた
「先進国は散々地球を汚して儲けてきたんだから、今度は自分達の番だ」
というような論理も、彼らにしてみれば正しいことであって、その考え方の
行き着く先に自分たちも巻き込む「破滅」が待っているかもしれないということ
までは考えない…。

あちらにしてみれば、先進国のやっていることは確かに矛盾しているように
見えるでしょうね。
COxの排出規制をしようと言ってる国が垂れ流してきたせいで、危機的状況
を迎えているといえるわけですし、だからといって有効な手段が打ち出せて
いるわけでもないし、排出規制値を決めたはいいですが、自分たちだって
守れていないわけですから…。
色々騒がれているイランや北朝鮮の核問題なども根は同じに思えます。
先進国は核爆弾を所有しているのに、イランなどには保有を禁止すると
いっても反発されるのは当たり前でしょうし…。
核を保有するための「基準」がどこにあるのか、相手が納得するような説明
が出来るのでしょうか…。

核といえば、チェルノブイリの事故から20年というニュース特集も衝撃的
でした…。
メルトダウンした4号炉の石棺が危険な状態にあって、早く新しい石棺で
覆わないとまた放射能が拡散してしまうという…。
でも、色々な思惑や利害が絡んで、なかなか進んでいないようです。
そうしている間にもどんどん石棺が劣化していってるらしいですが…。
そして、放射能が残る現地でいまだにたくさんの人が働いているんですね。
基準より高い放射能がある場所で防護服も着ずに普通に作業をしている
人達がいることに驚きました。
居住禁止区域にまだ住んでいる人がいるというのも…。
生まれ育った場所が一番だという人々を無理矢理移住させるのは難しい
のかもしれませんね…。
例え放射能があったとしても、目には見えないし、すぐに影響が出るレベル
ではないからなぁ…。
そういう観点でいうと、あの海面上昇で沈む国の人は移住しないと生活して
いくことすら出来なくなるから、選択肢が無くて可哀想かもしれない…。
自分たちが温暖化するような物質を排出したわけじゃないのに、自分たちの
住む場所を奪われてしまうんですからねぇ…。
先進国に住む者としては罪悪感を感じずにはいられません…。
だからといって、CO2を出さない生活を心がけるくらいで、自分では他に何か
してあげられるわけでもないのですが…。

こういうことについて、親子でああでもないこうでもないと真面目に意見交換
をしつつ番組を見ていたのですが、こういう事を親子で話し合うというのは、
他の家庭でも普通にしているのでしょうか…?
うちでは結構やっているんですけどね(^_^;)

ああ、何だかせっかくの休みだというのに、脳を休ませることをしていない
かもしれない…。
今日(6日)も飛ばし読み状態だった小説(ガンダム)をじっくり読んだりして
いたので、明日はそういうのを放棄して脳を休ませないとマズイかも…。
考えるだけの時間の余裕があると、色々考えてしまうんですよね〜
でも、たまにはこういう連休を過ごすのも良いかもしれません…。
普段は仕事のことやもう少し下らないことしか考えてないから…(笑)


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