誰かの願いが叶うころ - 2006年02月15日(水) 今回の五輪はなかなか最初のメダルが取れないですね。 同年代の岡崎さんの頑張りには感動しましたが(真夜中まで見てしまった)、 それでも一歩届かなかったという…。 でも、日本がガッカリしている分、どこか他の国で喜んでいる人がいるわけで、 まさに「みんなの願いは同時には叶わない」(by ウタダヒカル)ということ なんですねぇ…。 本来はメダルが取れなかったとしても、オリンピックは参加することに意義がある 訳ですし、その大舞台で精一杯の力が出せれば言うことはないんですけどね。 そうは思っていても、ついつい一喜一憂してしまうものですが…(^_^;) フィギュア(女子)は誰か表彰台に登るよなぁ…。 さて、表題はウタダヒカルさんのシングルのタイトルです。 映画「キャシャーン」の主題歌になっています。 (この曲は歌詞がとても映画に合っていて、本当に良い曲だと思います) 丁度、日曜日に地上波で放映していたのを見たのですが、一度劇場で見て いる話であっても、やはり考えさせられる内容でした。 争いというのは人の願望のぶつかり合いですよね。 それの集大成が戦争というものでしょうが、戦争なんてやっても、結局誰も 幸せになれない…。 もし、それで誰かの願いが叶ったのだとしても、多数の犠牲を出してまで 叶える価値のあることだったのか…。 映画の最後に平和だった日々の幸せそうな人々の映像が次々と流れるの ですが、その幸せは戦争のせいで全て壊れてしまったんですよね…。 下手に「戦争反対」などと叫ばれるよりも、この方が何倍も心に響きますね。 戦争をしていない国に生まれてきたというだけで、かなりラッキーで幸せなんだ と言わざるを得ないよなぁ…。 私などは非常に調子に乗りやすいタイプなので、自分にちょっとツキが回って くるとすぐ有頂天になってしまいます。 自分にツキが回ってくる時、自分が幸せである時は、誰か他の人が泣いて たり、不幸になっているかもしれないということに思いを巡らせて、ツイてる時 こそ思いやりの心を忘れず、身を引き締めるべきだとは思うのですが、これが なかなか難しい…。 我を忘れてバカみたいに調子に乗っていると、しっぺ返しが返ってくることも 多々あるんですけどね〜 それでも毎回同じことを繰り返すということは、学習能力が足りないのだろうか…。 私の大好きな「金子みすゞ」さんという童謡詩人の作品集を買って読んだ時、 一番ハッとした「大漁」という詩があるのですが、映画のラストでウタダさんの 主題歌をしみじみと聞いていたら、ふとそれを思い出したので詩集を発掘して みました。 「大漁」 金子みすゞ 朝やけこやけだ 大漁だ 大ばいわしの 大漁だ。 はまは祭りの ようだけど 海のなかでは 何万の いわしのとむらい するだろう。 …何度読んでも感動します。 本当に深いですよね。 童謡だから子供でも読めるような内容なのに…。 「いわしのとむらい」なんて普通考えつきませんよね…。 彼女の詩集を2冊共見つけたので、今夜はこれを読みながら眠ろうかな…。 もし機会があれば、ご一読をお勧めします。 読んでいるだけで、優しくゆったりとした気持ちになれますので…。 -
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