す〜のお勝手お気楽な日常
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2002年12月03日(火) 便利な世の中

便利な世の中になったもんだ。

家でパソコンを開いていると、新着メールが届く。
だんなから。
すごいよなあ〜、アムステルダムにいるだんなから瞬時にメールくるんだもん。
電話代もかからん。
時間的な拘束もされん。

8年前、だんながナイジェリアに出張した。
1ヵ月半で帰ってくると出かけていっただんなからのウチへの第1報は
出発から1ヵ月半後の「ゴメン、出張が延びた」…
衛星電話の故障で全然連絡が取れなかったらしい。
結局、その仕事は半年近くにも及び、その間に電話で話せたのは5回ほどで
すべて「ゴメン、出張が延びた」だったな〜

10年前の婚約期は、だんな、インドネシアに4ヵ月半出張。
そのときは、ホテル泊だったので、毎日電話出来たのだが、電話代1ヶ月で6万円くらいかかったな(自腹…(泣))
母に呆れられようが、ちゃんと毎日夜12時(インドネシアは10時)になると電話をかけた。
交換のお姉ちゃんとも、英語&インドネシア語でお話するようになったくらいだ。
「今、ジャランジャラン(お散歩)に出てるよ」と言われると、ちゃんと1〜2時間後にかけなおしてたな。

だんなが海外出張しているときの、そんなこんなの苦労は数知れず…
だったのに、今では、気づけばメールが入ってきてる。
こっちからも、グチのメールをどんどん送れる(笑)。

便利な世の中〜
…でも、毎日毎日我慢に我慢を続けたあの日々も、今となってはいい思い出(もう一回やれ、といわれたら、やだけどねえ〜)
今の若者は(って、ババアだな、す〜)、そんな我慢を知らないんだろうね〜
こういう便利な世の中にだんなと知り合っていたとしたら、もしかしたら、結婚してなかったか、離婚してたか…かもしれんねえ。
「逢えない、連絡もとれない」というツラさを知っているから、一緒にいられる時間を大切に大切に出来るんだもんな、きっと。

またツラい時間がやってくる、来年のアルジェリア出張…
でも、きっと時代は「アルジェリアでもインターネット」だろう。
メッセしようぜえ〜>だんな


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