ローゼライトの日記
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明日までに書類を作成しなければならない俺は一日中自宅に缶詰だった。 だが、それに飽いて真夜中頃に外にでた。 夜の冷えた空気に当たれば気分転換になるのではと思ってのことだ。
今日は殊更寒いらしく、頬を撫でる風がとても冷たかった。 吐き出す息も白く、深呼吸して吸い込んだ空気には冬の匂いがした。 冷たくて澄んでいて、透明な湖面の氷の欠片のような香りだ。 見上げれば、凍てつくような深い冬の宵闇の空が広がっていた。 そこにちりばめられた無数の宝石達が小さく瞬いていて綺麗だった。
なんとなく、ノディオンの顔が見たくなって酒場に行くと嬉しい出会いがあった。 放浪の騎士(?)ラウとの出会いだ。 温和でちょっと天然ボケがおちゃめな、なかなかイイ男だった。 平日だったため、長く話せなかったが是非また話したいな。 互いの師匠の事とか、色々話すと面白そうだ。(笑) ・・しかし俺の髪が「お日様のようでとても綺麗だ」はどうかと思うぞラウ。 可愛いとかなら、違うし反論しなれてるが・・・。 そう言われ慣れて無いせいか・・素で言われたせいか・・。 どう言い返せばいいのか反応に困ってしまった。 少しだけ、レイの気持ちが分った気がした。(爆)
・・でも、やっぱレイは可愛いし、綺麗だし、美人だし。 月の光に映える艶やかな黒髪も。 一対の紫水晶の宝玉のように綺麗で、けれど強い意志の光を宿す瞳も。 淡雪のように白い肌も・・みんな本当の事だし。 ま、いっか。(笑)
ローゼライト
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