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| 2004年09月15日(水) |
「誰も知らない」「古畑vsSMAP」 |
某誌での勘九郎氏の発言にプチショック。 そうかぁ…っていうか、それ言っちゃっていいの?
やっと「誰も知らない」を観て来ました。 描かれていることは、酷いことでやり切れなさのある事柄なのだけど 声高に誰かや社会を責めたりせず、淡々と日々を描いている。 でも逆に観客側へ与えるものは、ずしりと重みをともなってくる気が。 観ていて痛くなるところが多いのに単純に悲しいわけじゃない。 世界はきれいなことばかりではないけど、静謐な美しさに溢れた映画でした。
撮影方法が特殊だったという話を以前聞いたのですが、ちょっとよく思い出せず。 たしか細かい演技指導・台詞はなしで自由に任せたとか…(後でしらべてみよう) そのせいか、フィクションなのにドキュメンタリーのようだった。 「華氏911」よりドキュメンタリーっぽい。 月イチゴローいわく、「子供だからできた」感がひしひしとします。
Life goes on. それでも人は生きていくんだね。
さて、我が家にも「古畑vsSMAP」のDVDが届きました。 本放送の時も観ているしもちろんビデオにも録ったのですが、観るのは久しぶり。 ああー若いよ。みんな若い。そして細い。 スマスマで髪型談義を聞いたばかりだったので、 中居くんの「いいって言われたこと無い」ってのが頭にちらつくこと(苦笑) や、お好きな方もいるでしょうが、私的にはあのちりちり具合は…いかんともしがたい。
放送当時、たしか中居くんが「本物のSMAPとは(性格とか)違うから」と言ってたとおり あれは虚構のSMAPなのだけど、99年時点の三谷さん視点のSMAPでもあるんでしょうな。 当時だと「ちょっと誇張し過ぎ?」と思えた人物像も、今観るとかなりコアな部分を突いていたんだと再認識。 まぁ、それもある種のパブリックイメージなんですけど。 今の三谷さんだったらSMAPをどう描くのだろう。すごく観てみたい。
本編はもちろん、キャスト紹介がお勧め。 役柄と役者本人の紹介が両方載っていて、役柄にどういう性格付けされてるとか興味深いっす。 あれって誰が書いたんでしょう?
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