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「9.11」 こういったドラマの感想はなかなか書きにくい。 ただ言われてたほど「感動作」でも「泣ける」ドラマでもなかったのでは。 ストレートに家族の体験が描かれていたし、事件の重みの前では軽々しく「泣けた」と言える物でもなかった。 泣くのではなく、悲しさややり切れなさを感じながら見ました。 後半、晴美さんが強く前向きに生きていこうとする姿には 原作を読んだ時にも思ったのですが、驚嘆するばかり。 セカンドアタックやツインタワーが崩壊する映像はやはり寒気がする。 当時もリアルタイムで見ていて衝撃を受けたけれど、こういった感覚は何年たっても変わらない。
当事者でなければわからない悲しみというものは確かにあるだろうけど それを憎しみに転嫁することは解決に当らないと思う。 悲しみや憎しみの連鎖を絶つことが大切なのに、どうしてこんなに難しいのだろう。 今日のニュースによると今だ犠牲者の4割の方が御遺体の確認ができていないのだとか。 犠牲者の方々のご冥福を祈ります。
さて、イナガキファンとしての目線で言えば。 パパっぷりが愛らしい。追っかけっこをするシーンはちょっと似合わないものの 抱き上げる仕草とか意外と自然じゃないですか。 めざましで流れたメイキングで普通に子供に話しかけてたり、手を握ってたり 「自分の子供みたいな感じ」(えええっ!)とか 「子供好きなんだな…」と自分を評していてちょっとビックリしたんですよ。 ちょっと前まで「子供は苦手」「どう接していいか判らない」と言ってたのに。 変わるもんだ…。甥っ子で慣れたのか、ほん怖効果なのか。 あと、原作を読んで期待してたのが、バーのカウンターで手を繋ぎながら 「80歳になってもこうしてお酒を飲みたいね」というシーン。 あっさりしてたけど、無事あってよかったー。 印象的だったのが、ゴロさんもインタビューで言っていましたが 陽一さんが出勤していくシーン。 特にエレベーターのシーンは予告で見た時から一番胸を締め付けられるような感覚があって ちょっと涙腺に来そうだった。 また、そのときの表情が……ずるいぞイナガキ。
しかし、ある意味最も衝撃的だったのが、ヒゲそり! あ、男なんだ…って、ドギマギしてしまった(爆) 結婚式のシーンってあれだけかい!新婦よりかわいい新郎なのに(笑) 大学生役のゴロさんには…ちょっと見てる方が照れる。和久井さんはそれなりに若い役作りしてたけど、 ゴロさん、ほとんどそのまんま?(爆) 他にも地下鉄の改札で腕ぶつけてたりとか、不謹慎にもツボがあったドラマでしたわ。 でも別に「特別出演」てのはいらなかったんじゃ?
「スマステ3」生放送は今日が最後。来週は1年間の総集編と月イチゴローとのこと。 え?生じゃないってことは月イチゴローの慎吾くんのツッコミは見れないの? あれはあれで楽しみなんだけどなぁ。
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