恋愛日記



 新しい愛

いろんな人を好きになって、
愛しいとか、
好きだなんて思ってきたけど、

本当に愛してる人には、
その気持ちを言葉にすることが
恥ずかしくて出来るわけがないって、

初めて思った。



一緒に寝て、起きて、仕事行って
それが毎日続けば良いのに。



彼はあたしが死にたがっているのを知っている。
俺より先に死ぬなと言う。
けどその後に、
俺が死んだら後追いしそうだなと笑う。
繋いだ手に力が入った。
うん。
そうだよ。

あたしが鬱なのを知っている。
怒って、叱って、励ましてくれて
それが押し付けがましくない。
うっとおしくて切捨てることもない。
許容した上で物を言ってくれるそのスタンスが、
あたしの病気から逃げずに向き合ってくれるその姿勢が、
泣きそうになるくらい
とてつもなく
嬉しい。

彼の側にいると、
何かに怯えることはない。
確かな温もりと、絶対的な安心感をくれる。


「     」


言えない言葉を、
微笑みに変える。

2006年11月04日(土)
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