いただきます。...じゅん

 

 

バースデー入籍と最大のピンチ - 2003年07月12日(土)

めでたい事が着々と決まるなか、なぜか不眠症再発のじゅんです
こんにちは。


今月の末、私の誕生日に入籍が決まりました。
なんとなくまだ実感できないものの、昨日区役所で
婚姻届、転居届などをもらってきました。

なんだか、くすぐったいような気分。
共通の友人と、まーさんのお母さまに証人欄を書いてもらうこともきまり、
来週はその友人を招いて我が家でささやかなパーティーをする予定。



問題は、その我が家。

分譲のマンションなんだけど、当然いまだにローンは残ってます。
その借り換えを考えたまーさん、衝撃の事実を付きつけられます。

借り替え、無理そう。

順を追って解説しましょう。
まーさん、以前はなかなかに高給取の女性と結婚しておりました。
彼女と二人での収入ベースで返済計画を組んでいた為、
現在は結構一杯一杯。

そんなわけで、月の返済額をもう少し下げる事を考えたわけですが・・
まーさん、転職して1年経っていないこともあり、難しいようです。
私と入籍すれば、決して多くはないものの、収入の上乗せが可能。
これで借りかえるのがまず1案。

もう1つの案はここを売ること。
じつはこのマンション、前の奥さんの実家の縁でかった物。
とはいえ、その人たちと会う機会はほとんど(3年間で1回見ただけ)ない。

「じゅんは、ここに住むのは嫌じゃない?」

まーさんが言う。

正直、私はここが好きだ。
いつか子供が出来たときを考えれば、多少の無理をしてでも
この広い間取りを手放したくはない。

人付き合いのないマンション。
雪かきが毎日綺麗にされている入り口。
こちらの冬に慣れない私には、雪かきがひどく大変に思えるのだ。

「そうか、じゅんはここが嫌かと思ってた。それなら頑張るか」

「でも、まーさんは?ここにいて前の奥さんの家族に会ったら
 いやなのはまーさんでしょう?」

「ここは、自分で買った愛着のある場所だからね。自分の家だ・・でも」

部屋とはいえ、主であると言うことはそういう事なのかもしれない。

「古くて」

 ゆっくりリフォームすれば良いよ

「駅から遠くて」

 徒歩10分を遠いとはなんたる暴言。
 しかもバス停が家の目の前にあるし。

「田舎で」

 地下鉄駅がすぐそばでしょう?

申し訳なさそうにまーさんが繰り返すことば。
私はどういうのが一番良いかわからなくて、まーさんの頭を抱きしめる。

「私はここが好きなんだよ。まーさんが一番良いと思うやり方でいいよ」

二人で頑張ったら、返していけるもの。
そうしたら、やっとあたしも堂々とここにいられるじゃない。
二人のお城にしよう。
いつか三人になるかもしれない、その日を待ちながら。






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