今日はかつての勤務校へ。副校長2校目で勤めた学校が閉校になるということで、閉校式に出席。児童数が三十数名ということで、しかたのないところ。資料を見たり、当時の同僚の皆さんや保護者とお話をしているうちに、10年前に記憶があれこれ蘇ってきた。
在任期間はわずか2年。震災直後に赴任したのであるが、震災によって人事が変わり、この学校になった。震災によって運命が変わったといえば、自分はこの点である。赴任して1週間ほどで大きな余震が起き、半年以上も体育館が使えなかった。プールも使えなくなり、いくつかの学校を回って使った。保護者の皆様が大変協力的だったのもすばらしい思い出だった。学校ブログをスタートさせたのもこの学校からで、ブログは今も続いている(私の書いた記事も見ることができる。) 2年目には県の図工の大会の事務局長をしたり、副校長会の事務局をしたりと対外的な仕事もがんばった期間だった。「第2の仕事」にも精力的に取り組めた2年間で、単著を4冊発刊した。50前後ということで、気力や知力が充実ししていたと今思う。
午後は休養のち、現実にもどってあれこれ仕事。自分の登壇する情報の発信。先のようなエネルギーは今はないものの、まだまだ老け込んではいられない。
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