大学教員の日記

2005年02月02日(水)  忘れられない日

 自分の夢の一つが叶う日。教師になってから3年目に見た有田学級は衝撃的だった。その有田和正先生に佐藤学級を見ていただける。教師生活20年目だ。
 朝、今日の授業の再検討。ここまで来ると変わらず。2・3校時、CRTテスト。考えてみれば子どもたちはハードだ。4時間目に机・椅子を視聴覚室に移動。80人が入るのはここだけだ。子どもたちと一緒に授業会場をセッティング。思いのほか狭い。その場で給食。韓国の授業をする日にキムチスープだった(^^;)

1時過ぎからどんどんと教室に参観者が。知人も10名以上は来校されるのでしばし談笑。皆川先生@宮城にはパソコンのことでお尋ね。授業後には長文の感想をいただいた。有難いことだ。
 1:30、授業スタート。指導案通りに流れる。子どもたちの発言もいつも通り。笑いもあり、リラックス。資料の見方と思考場面がもう少し深まって意見が出ればいいのだが・・・。その点が残念。
 授業後、有田先生からズバリご指摘。「すばらしいが、スーっと流れる感じ。もっとこだわりのある授業を」と。自分でも最近の社会科授業でそのことを感じていた。教師の計画通りスムーズに行くのは果たしていいことなのか。平均的でいいのか。この点は正直、力不足だからだ。ブログにもこのことを書く。

 有田先生のご講演はいつものようにユーモアたっぷりで明快。カメラマンとして聞き手の表情を見ていたが、本当に熱心に聞いていた。それもいい表情で。
 終了後、校長室でご著書にサインをいただく。「授業は布石の連続」と書いていただいた。宝物だ。新幹線駅に見送る。
 このようにして自分の忘れられない日が過ぎた。まだまだ書きたいことはあるが、頭が飽和状態。


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