大学教員の日記

2004年08月21日(土)  奥三河サマースクール

 6時起床。テレビを見ると800m自由形で金メダルをとったとのこと。予想をしていなかった種目での金に、朝からオリンピック特集に釘付け。ホテルでのバイキングの後、部屋で今日のシンポジウムでのプレゼン作成。半分はシンポジスト紹介で確実にプレゼンできるが、残りの分は話の流れで可能だったらプレゼンを使うというもの。

チェックアウトしてから今回お世話になる新城青年会議所の方と、同じシンポジストの岩井良明氏(モノリス・「マネーの虎」出演)、吉田博彦氏(教育支援協会)と一緒に車に乗る。名刺交換をした時点でお二人からは圧倒されるような雰囲気が。車中で吉田氏と懇談するがスケールの大きい話(教育界のビッグネームが続々)に驚く。しかも岩井氏は秘書と同行(自分の周囲にそのような人はいないので)。一緒にいながら「何か場違いなところに来てしまったかな・・・」という思いがよぎる。この他にシンポジストは中田直助氏(アイチ・サドベリースクール)

会場の黄柳野高校はユニークな校舎。きけば不登校児のための高校であるとのこと。昼食後、最初は岩井氏の基調講演。迫力ある内容にぐいぐい引き付けられる。その後シンポジウム。岩井氏がコーディネーター。学校代表として日ごろ考えていることを話す。テーマが「市民の手による学校づくり」だったので、その点では日常の学校の実践に直結はしないのだが。この点で吉田氏の数々の発言はなるほどと思うようなことばかりだった。
 やはり「鋭いものの見方ができること」「知識があること」「論理的な話せること」・・・シンポジストに必要な条件だと痛感した。無事終わった時には正直ホッとした。これも経験をしたからわかったこと。招いてくださった瀧川さんに感謝。

 それにしてもサマーキャンプという今回の企画はすばらしい。青年会議所の皆さんからは元気をいただいた。その後、サマーキャンプの様子を少し見る。ダンボールハウスに熱中する子どもたちの様子が印象的。生活科の実践を思い出す。夕食後、理事長さんと瀧川さんに新城市のビジネスホテルに送っていただく。宿泊。


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