Opportunity knocks
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2003年10月21日(火) 無題

相変わらず黒澤映画にはまっている。
野良犬、悪い奴ほどよく眠る、天国と地獄、影武者、生きる、酔いどれ天使、赤ひげ、白痴、10月に入ってからみた黒澤映画のラインナップ。今週末は隠し砦の三悪人、用心棒を見る予定。
黒澤映画といえば影武者以降のものしかほとんど観ていなかったのだけど、こうやって昔のものをひとつずつ観ていると、ほんとうに黒澤明という人はすごい人なんだなとあらためて思う。自分の中に表現したい世界がはっきりあって、それを形にする術もしっかり持っている人。
でもこうやっていろんなのを見ていると、それぞれの作品にそれぞれの特徴みたいなものがあるのがわかる。エンターテイメントの要素が濃い映画、社会的問題をとりあげた映画、抽象的で感性の赴くままにとったような映画、などなど。それもみんな黒澤明という人から派生した一つ一つの形なんだろうな。

それにしても昔の役者っていうのはやっぱり演技が違う、と思う。黒澤映画に出演する役者なのだから、もちろんただの役者ではないのだけど、それにしても今の役者と比べるとなんていうか凄みがある。自分にはこれしかない、っていう確信的なものがちゃんとあるというか。もちろん役者をそこまで持っていくのが監督の手腕なわけで、そこらへんがやっぱりすごいなあと思うのだけど、それに真摯にこたえる役者もやっぱりすごいなあと思う。視聴率とるために起用されるアイドルグループ出身の俳優とは根本から違うってわけ。


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