Opportunity knocks
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朝方曇っていた空が昼前にはすっかり晴れて、午後はとても気持ちよい天気になった。早めに買い物をすませて夕飯の準備をする。今日の献立は蕎麦と天麩羅とほうれん草の煮びたし。天麩羅は今が旬のたけのこと、三つ葉、小茄子、蓮根、ほたて、いんげんなどなど。明るさが残る空をぼんやり眺めながらビールを飲み、天麩羅をたべた。 素敵な春の夕暮れだった。小確幸。
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「わたしたちが孤児だったころ」読了。 前に読んだ「日の名残り」とはまた雰囲気が違うけれど、なかなか良い小説だった。物語は前半と後半ではだいぶトーンが違っていて、前半は過去と現在が入り組んで書かれたり、主人公の心象風景みたいなものが多く描写されたりして、どちらかというと静かな語り口で綴られている。そして後半はというと、一転して動きのある展開になり、主人公は訳のわからない状況にしだいに押し流されていく。
前半では重々しいイギリス的な雰囲気を、後半では混沌とした中国(上海)の雰囲気を意識して書いたのかもしれない。たぶんそれがこの小説の面白さなのだろうけど、正直に言うと少しだけ違和感が残った。ただわたしの読み込み不足のせいなのかもしれないのだけど。
今度は「充たされざる者」あたりを読んでみようかなと思う。
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