Opportunity knocks
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よく通る道の一角が更地になっていた。 こじんまりした庭付きの建売住宅が4軒くらい並びそうな広さ。 まるで空間がごっそりと削り取られたみたいにぽっかりしている。
しばらくぼんやりみているうちにふと考えた。 ここにはいったい何が建っていたんだっけ?
どうも削り取られた風景と一緒に、わたしの中のその風景も全部消えてなくなってしまったようだ。まったく思い出せなかった。屋根の色も壁の色も形も。
何かがあった。でも今はない。そしてそこに何があったか、 わたしはもうすでに思い出せない。
また新しく何かがその空間を埋めるのだろう。 そしてまたどこかへ消えてしまうのだ。
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