Opportunity knocks
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2001年10月15日(月) 遠くからきこえてくる太鼓の音

友達で、いま中央アジアを旅しているひとがいる。時々旅の様子を綴った手紙が届く。その土地土地の風景を写真や言葉で伝えてくれる。短い手紙だけど、その場所の空気や、その人の思いなんかが率直に書かれてある。

わたしが地道に小市民的な日常をこなしているとき、この人はこんなところでこんな風景をみて、こんな思いにひたってるのか・・・と思うと多少うらやましくもある。ちっぽけな日常なんてほっぽって、どこか遠くへいってしまいたくなる。
遠い太鼓症候群とでもよぶべきだろうか?

遠い太鼓の音に誘われながらも、いつも通りの日々を過ごしている自分がいとおしくもあり、かなしくもあり。
しばらく遠い太鼓の音に悩ませられる日々が続きそうな感じだ。


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