TOI,TOI,TOI!


2006年11月23日(木) ご機嫌な理由

このところ機嫌良い理由その1。

バイオリンを挟むとこの首のあざがひどくなって炎症になっていたのですが、やっと良い医者に出会えてほとんど治りました。
医者、開口一番「ストレスたまってる?」と。自問自答してみた結果、やっぱりたまってんのかな、と。
それが主な原因だということでした。

睡眠をよくとって、熱いシャワーを浴びないで、あと、水分をよくとって、あとはストレスの原因をできるだけ取り除くことだね、とのことでした。

水分をよく摂ってるか、って「Trinken Sie genug?」って聞かれてとっさにアルコール摂取量のことかと思った私は、ストレス溜まってんだよ、きっと。

3種類の塗り薬を処方されてせっせと治してます。シャワーは熱くないとヤな人なんだけどしょうがない。

ストレスの原因は・・・。定職決まらないってのが一番のストレスだからねえ・・・。どうしようもないね。


機嫌よいその2〜。

今、やっと!やっと!
『普通』
の曲をオケで弾いてます。
初演でもなくて現代曲でもなくてめったに演奏されない超大編成の曲でもなくて、昨日今日と合わせが始まったのが
シュトラウスの「ティル」
とストラヴィンスキの「春の祭典」。
あ、これらは現代曲に入りますか?入んないよね。少なくともうちのオケでは絶対入んないけど。

もうすぐ契約期間の折り返し地点になるころになって、やっと弾く気になる曲を弾いてる、って感じるよ。やっぱ私って気分屋さんなんだわと実感する瞬間。オーディションを控えているのに昨日家でハルサイさらったもんね。
合わせ中にすでに満たされてるんで、本番楽しみ。

なんか新曲たくさんやってイライラして、私こういうオケには入れないなーストレスばかり溜まって・・・と思ってた矢先だったので、ああ、こういう風にたまにご褒美みたいなのが来るのかーと、悪くないよなーと思ってる昨日今日でした。

なんかこの2曲は桐朋時代の思い出がすごいよみがえるんだよね。
ティル役だったクラのアキちゃん元気かなーとか。
春祭は小澤氏が桐朋オケに来て、私はビオラの頭だったなーとかね。私の愛用ビオラは室12だったなーとか。うーナツカシー。


その3!

パリから5時間ぐらいかけて帰ってきた日に疲れてたけどどうしてもいきたかったコンサートに思い切って行って、大正解。
ビーバーのRosenkranzロザリオのソナタを全15曲+パッサカリア通して3人のバイオリンで分担してのコンサートでした。2人はよく知る二人。Petra Müllejans(私のバロックの先生)、私をバロック界に勧誘した友達で私がついてる両方の門下の先輩のSwantje。
よかった。すごかった。Swantjeが弾いたMariae Himmelfahrtをいつか絶対弾きたい。


その4!!!!

オケで旅公演が多いのも心身ともに大変で・・という話はすでにしたかと思いますが、でもおかげでいいことありました!
それは旅先で空き時間にその地に留学中の昔なじみと会えたこと!遊んでもらったこと!ウイーン、そしてパリで。

こういうの、たまにあると元気になるんだなーってすごい思った。すっごい久しぶりなのにあんまり久しぶりっぽく感じなくって面白かった。長々書いたけどこれが一番かな。
これからもよろしく。


  
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