『シンフォニエッタ　フランクフルト』の４日連続コンサートの第３日目までが終了。ふ〜。

曲は２０世紀のものばかり。ヤナーチェク、シュニトケ、ストラヴィンスキという３曲だったが、弾いている私達はとても楽しんでいる。お客さんにとってはどうだか分からない。
私は、弦楽器だけのアンサンブルを弾いているとき、本当に楽しい。

一番盛り上がったのは、客もいちばんよく入った昨日(フランクフルト）。
ストラヴィンスキの一つの楽章は一曲丸々私のソロなんだけど、そこで拍手をしてくれた人がいて（普通は楽章間は拍手しない。すると渋い顔で見られる。）内心とてもうれしかった。

一曲目のヤナーチェクですでに大喜びでスタンディングで拍手してくれた人が二人か三人かいたのだが、その人たちはストラヴィンスキのときもスタンディングで、こう、頭上で大きなアクションで拍手してくれた。私はわざわざ立って拍手してくれる人をとってもありがたいと思うので(けっこう勇気いるから）、そういうありがたい人がいた場合は、必ずそちらの方を見て直接会釈するのだが、その人たちは私がそちらを見るたびに更に盛り上がってくれて、なんだか気分はちょっぴりスターだった。どうやら少なくともその人たちのつぼにはハマったらしく、よかった。

今日もこれからコンサート。最終日も楽しく終われるといいな。

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