TOI,TOI,TOI!


2004年01月07日(水) 青天の霹靂

休暇が終り、昨日から学校が始まった。

おととい、
朝9時からフォーヒャルトのレッスン。
15時、ピアノと合わせ。

昨日、
ホフマン教授のレッスン2コマ。
17時チェンバロと合わせ。
19時スヴァンティエ(バロックバイオリニスト)のレッスン。

今日、これから
シュナイダー教授(バロックの教授。とっても偉い人)のレッスン


こんな風になっています。
昨日は、ホフマン10時〜14時、あとヘンデル17時〜21時と、
それぞれ4時間ずつ、両方とも休みなしのぶっ続けだったので、
最後の方はちょっとフラフラしてました。


ところで、

昨日は、これに加えて、天地がひっくり返るような事が起こりました。。


朝、10時にホフマンが来るのを待っていたら、なんとフォーヒャルトがやってきて、こう言いました。

「ノブコ!今、Eitz氏(学校の事務を仕切っている人物)から電話があった。
19日の朝10時には会議(のようなもの)があって、そこにはフォーヒャルトもブッフベルガーもシュナイダーも出席しなくてはならないことになっている。(つまりダブルブッキングというやつですね)
だからEitz氏は朝9時に試験を早めるように要請してきた。」

声を発することが出来ず、ただそこにたたずむ私。


フォ「私は『Nein!それはだめだ!無理!それはできない!』と言った。」

彼は、私が貧血症と冷え性で午前中機能しないことも知っているし、朝10時の試験に決まったときどれだけ落胆したかも、それでもめげずに毎日早起きの練習中であることも知っている。

フォ「それで彼は日程の変更を提案してきた。

それはつまり、

30日金曜日、17時30分
大丈夫か?出来るか?」

伸(あっけに取られている)「はい。でもそれは、・・・なんてすばらしーのでしょー」

フォ「しかも小ホールじゃなく、大ホールだ!」

伸「!!!」

フォ「今すぐ伴奏者達に連絡して、できるだけはやくEitz氏のとこに報告しに行きなさい」

伸「はい」

フォ「よかったな!ノブコ」

伸「はい。Super!」


・・というわけで、準備期間が突然10日増え、試験は大ホールで、しかも17時半から、という願ってもいなかったようなことになりました。
学校の事務は日頃からむちゃくちゃなことをしてくれていますが、今回ほどそれがいいほうに出たことはなかったな。

そんなわけで、昨日は伴奏者達に連絡を取り、Eitzのとこに何度も行き、と、学校中を走りまわっていました。
チェンバロ奏者は、もともと入っていた予定をなんとかするのに少し時間がかかりましたが、それでもなんとかしてくれました。
妊婦は10日延びたことと時間が朝じゃなくなったことに、大喜びしています。

問題は、ゲネプロ用にホールを予約しなおせるかどうかですが、それは今から担当の人に交渉してきます。
なんとかなるといいな。


  
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