TOI,TOI,TOI!


2002年07月24日(水) カルテットと私

グラマ音楽祭まで、あと1ヶ月!


メズー先生のレッスンを受けるためにフランスでの講習会に参加してきた。
この講習会には、

ピアノ
バイオリン
チェロ
ギター

の先生が来ていた。
リスト音楽院の教授でもあるメズー先生は、もちろんチェロの個人レッスンもなさる。
カルテットとして参加したのは私達だけだった。レッスンは毎日。

先生のはからいで、コンサートで弾くことが出来た。これは来月の本番に向けて本当にいい経験になった。

やっぱり私は舞台で弾くのが好きだ。
「失敗したくないな」という気持から来る緊張は、もちろんする。気分が悪くなったり、機嫌が悪くなったりする。
けど、弾き始めて、曲に助けられて、勇気が出てくればこっちのもの!私の中から、不思議な「舞台限定仕様」の集中力が出てきて、音楽の「喜怒哀楽」などの感情を普段の何百倍も敏感に感じるようになるのだ。自分でも不思議なんだけど。

いろんな本番というものがあって、いつもうまくいくとは限らない。緊張しっぱなしでわけが分からないうちに終わってしまう本番もよくあるし、失敗したくないあまり、安全運転をしてしまって、不完全燃焼になってしまうこともよくある。

でもカルテットの本番(といってもまだそんなに数が多くないけど)では、いつも私は「不思議」状態になった。今回も。

カルテットが一番自分に向いているんだと思う。
ファーストを弾くことにも、だいぶ慣れてきたな、とここ数日の合わせですごく感じた。

かっこいいこと書きすぎたかな・・・。

とにかく私はこれが好きで、好きなものをこれからもやっていくということです。
再確認したということです。


  
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