TOI,TOI,TOI!


2002年05月20日(月) 再開。

マイ・パソコンは壊れたまま、ほってありますが、友達のパソコンに自分の接続を設定して使わせてもらうことにしました。

その友達は9月か10月まで日本に帰っていて、その間私はその友達の部屋に住んでいるのです。




と、いうわけで、久しぶりに日記!


昨日、フランクフルトに帰ってきた。
バルトークカルテットのレッスンを受けるために、4人でブダペスト(ハンガリー)まで行ってきたのだ。

5月7日にミュンヘンに集合して、プロ-ベ(合わせ)を数日間したあと、
13日の夜行列車でブダペストへ!

脱線しますが、5月7日というのは、この日記を書き始めた日。つまり、ドイツに1歩足を踏み入れたあの日から、ちょうど1年経った日であった。
満月のあの日から・・・もう、1年経ったのか。早いな。

そして、私は来月25歳になる。

確実に、自分のある部分が変ったのが分かる。考え方が、変った。
周りの人の影響が大きい。

「自分は不幸だ。自分はこんな目に会って可哀想だ。」
という、思考回路。
そういう発想からは、何も生まれない。ということ。

可哀想だと同情されたい。
悲劇のヒロイン。

何も言わなくたって、こういう思考を持ってることは、すぐに周りの人に分かってしまう。ということ。その「オネガイダカラワカッテヨ」という態度は周りを不愉快にさせることもある。ということ。
このことを意識するようになってからは、他人に対しても、悲劇のヒロイン思考なのかそうじゃないのかが、よく分かるようになってしまった。

それじゃ、えーんと泣いてかまってもらおうとする子供と、一緒。

ドイツ人というか、欧米人というべきか、こちらの人は、同世代でもみんな大人だ。落ち着いている。むやみに興奮しない。
電車の中で騒いでいる日本人観光客を見たときは、とても恥ずかしかった。

私も、すぐに興奮する。フォーヒャルトに、「興奮しないで」と言われたこともある。

こういうことを最近考えている。

脱線が長くなってしまった。



  
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