TOI,TOI,TOI!


2002年01月13日(日) 8月24日、グラマ音楽祭。

今年の夏、我パルナスカルテットは、フランスの音楽祭に出演する。フィジャック室内楽講習会の関係者の方が推してくださった。

ありがたい話だ。しかし私たちは、まだカルテットとしての産声を上げたばかり。
でかすぎる話だ。

音楽祭に足を運ぶお客様は、学生の発表会を聴くつもりで来るわけではない。
当然のことながら、プロとしての演奏を求められるのである。

曲目は、

モーツァルトNr.3「狩」
バルトーク Nr.6
ベートーベンop.59ラズモフスキーNr.2

フランスでの音楽祭なので、フランス物を1曲入れてはどうか?という要望もあったが、それはお断りした。フランス人の前で、フランス物を弾く自信は、無い。
ドイツものを勉強するだけで今はせいいっぱい。

曲目が正式決定してから、初の練習を、フランクフルトでやることになった。
Nは、プロオケの団員なので、一人だけものすごく忙しい。なかなか4人が集まれない。4ヶ月ぶりの練習だ。
4ヶ月・・・!!

このぺースは、まずいな。と私は思った。
忙しいNのペースに、3人が合わせていたら、8月なんてあっという間に来てしまうんじゃないかしら。
ある程度のペースを決めて、8月まで計画的に練習していくべきだ。Nは、多少欠けてもしょうがない。でもNを中心に日程を組むのは、もうやめたい。予定が合わなければその回はNには「欠席」してもらうしかない。

Nが忙しいからなんていうのは、なんの言い訳にもならないんであって。

ゴゴティから、「ノブの意見に賛成」とのメールが入り、ほっとした。

日本に里帰りしているゴゴティは、あさっての夕方、フランクフルトに到着。
P君もそれに合わせて、あさってフライブルクからフランクフルト入り。
16,17,18と3日間は3人で合わせ。週末19,20日はNが合流。

Kにこのことを話したら、「あ、じゃあNちゃんと初対面だ」と言っていた。
前回、フランクフルトで合宿したときには、K&Oは講習会に参加していて、ここにいなかったんですね〜。アンサンブルモデルンのツアーでKがミュンヘンに行ったときは、Nは仕事でいなかったんですね〜。
「そういやぁ初じゃぁん!会えそうで会えなかった二人が、感動の御対面?って感じ?」
と、Kに言ったら、
「キミがいつもカルテットのメンバーの話をするので、全然初対面の気がしない。そんなに盛り上がんないでしょ」
だって。

熱い私。冷めてるK。もうナレタ。


  
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