TOI,TOI,TOI!


2001年12月20日(木) ビビラート

昨日はフォアシュピールだった。いつものように大して広くもない部屋でやったのだが、なぜか満員御礼であった。弾く人の目と鼻の先にお客さん。

案の定びびりまくってしまった。

またKは譜めくりしてるし。

課題はビブラート。癖の矯正は今ここに絞られている。
今回はそれだけ出来ればオッケイということにして臨んだつもりだった。

自分で練習してるときも、そのことを意識してればだいたいコントロールできるようになってきたし、レッスンでも先生も「今は出来てるよ」と言ってくれた。
しかし、緊張するとコントロールできない。

終わったあと、いつものようにみんなで食事。いつものように飲み物代は先生のおごり。私が、課題はビブラート!と宣言していたことを知るお二人のコメント。
K「出来てたときもあったよ。最初の方は速かったけど」

先生「最初の方は速かったけど、でもあとはよかったよ。」

最初の方、緊張してましたから。
いつか出来るようになるのかな〜もうめげそ〜とKに弱音をはいてしまった。
「緊張してたね」
とノモさん。

別れ際に先生は、
「キミがここに来て、うれしい」
と言ってくれた。
最近、進路のことなど、先生に自分の思いをぶつけているので、今日のこのひと言はうれしかった。なんて思いやりのある人だろうと改めて思う。

「先生、モーツァルトをまだやるんですか?それとも別の曲をやってもいいですか?」と聞いたら、
「別のを。ベートーベンのソナタ・・・あ、コンツェルトをやってもいいじゃないか!」
と言ってくれた。

やった!!やった!!

一番やりたかった曲!でもまだ無理だと思っていたから自分からは言えなかった。うれしい。ガッツポーズしたら、みんな笑ってた。言葉ができない=オーバーアクションになっちゃうため、よく笑いをとっている私。
「喜んでる喜んでる〜ウレシソ〜」とK。

先生にKが「グーテナハト(おやすみ)」と言っていたのを聞いて、
つい、「シュラ−フグート」と言ってしまった。
K「シュラ−フェンズィーグートでしょう?も〜。」
伸「あ。」

シュラ−フグートだと

「よく寝ろよ」

になってしまうのでした。


  
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