TOI,TOI,TOI!


2001年10月15日(月) 今日からほんとのほんとに

今日から学校が本当に始まったらしく、って10月頭からゼメスターはじまっとるやん!と思ったら、友達いわく、授業等がほんとに始まるのは今週から。だそーだ。
いったいどんだけ夏休みしたら気がすむんだろこっちの人。
とにかく、また一段と人が増えた。そして、今日、昼間は完全に練習室がいっぱい。友達と学校中の部屋を見たのに空いてなくて、あきらめて疲れてメンザで座ってたら、なぜかぞくぞくと友人たちが集まり、Kも来た。
日本人数人でだべってると、Kがいるからフォーヒャルト門下のドイツ人たちもどんどん同じテーブルに来た。Kは私に、

「この子もフォーヒャルト門下だよ。ホラ自己紹介。ホラしゃべんなさい」

と、私にドイツ語の練習をさせようとする。最近はずっとそんな感じ。この前レストランでも、

「ノブコ注文して。『3人で、これとこれ。あと皿を一枚下さい』って言うの。ハイ!」

・・・話を元に戻します。Kのところに、エジプト人でKE(=コンツェルトエグザーメン)クラリネット吹きシェリフ君がやってきた。彼は修了試験を今日の夜、受けるのだそうで、モーツァルトのコンツェルトをフォーヒャルト門下が伴奏するという。Kもそういやさらってたな、その曲。ところがなんだか、話がおかしなことになってるらしく、Kとシェリフは深刻そうに話し始めた。
そこにいた門下の子たちもその話を聞いて、「信じられない!」「むり!」「おかしい!この学校の事務は!」と大騒ぎ。Kが「話の内容分かった?」と聞いてくれたので「わかんない」と言ったら、説明してくれた。

彼の試験は今日ではなく「木曜日に変更」という紙が学校から来たと言う。木曜日はKを含めて二人がアンサンブルモデルンのツアーですでにいない。ほかにも木曜、都合が悪い人はいるだろう。とんでもないことになってるなあ。シェリフかわいそう。さらったK達も気の毒。

そのあと、もう一度学校中の部屋を見たが、あいかわらず一つも空いてない。夜は空いてる、とKから聞いていたので、一度家に帰り、夜もう一回学校に戻ってきてさらった。あさってクラスのVorspielなので。これから毎日こんなんだよ〜とK。部屋を取るには朝8時に来ないと・・・だって。うう。


  
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