Mの悲劇 第九話 - 2005年03月13日(日) もう、衛と明の携帯での会話がすべてでしょう。 すべてがそこに集結した、ほんとにいいシーン。 最高の演技。 衛が生きる拠り所にしていたのは「見かけの安全」で、 美沙の出現でそれは失われた(何の意味もないことに気づかされた)。 「亘」によっかかって生きていた美沙も、 自殺という結末で失われた。 それは衛と明がきっかけ。 では明は? 「衛を憎むこと」を生きる糧にしてきたけれど。 それを失ったら、明は成長できるのかな。 変われるのかなあ。 とすると、衛は死なないだろうから、 明が失うのは、明自身の自我か(すると明に成長はないな)、 あるいは明が憎んでいた「以前の衛」を失うのかなあ。 衛、なにが何でも明を救ってあげてください。 衛自身のためにもね。 で、衛を最初からいい奴だと思って見ていた、 自分のためにもね。 ...
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