幸せな気分...しいし

 

 

Mの悲劇 第一話 - 2005年01月16日(日)

面白かったです。
もともと、あまり登場人物に感情移入するタイプの
視聴者ではないので、俯瞰的な見方になるのですが、
やっぱり、衛は、ちょっとかわいそうですね。
衛さんは、
基本的には善良な普通の人で、
まあ、嘘つくのはだめなのでしょうけど、
正直に言おうとしてたりもしてたし。
(ここで、「正直に言えばいいのに!きっとわかってくれるよ」、
なんて純粋に思えないところが、我ながら社会の汚いところを
見すぎているのかなあと思ったり。
一応、女性的な正義感も同時に持ってたりするから、そういう、
「嘘は良くない!」「自業自得だー」という気持ちも少しぐらいは
残ってますが)。
で、友人のアドバイスを聞いた結果、
どんどん嘘の上塗りになったという面もあるのに、
友人(久保さん)にあたらずに、結果は同じだったよ、
と言えたりする、いい奴な面もあって。
チカン行為も見てみぬフリすれば、良かったのに、
なんてね。
基本的には普通の人で、あくどい事ができるタイプじゃない。
というのが、脚本家や演出家、俳優さんの衛さん像ですよね。きっと。

全体的に、なかなかのバランスで、
すべての人物を描けているなあと、思いました。

で、ファンとしては、
普通の人を、ちゃんと演じてて、やるな〜この〜、と思いました。
もちろん、初見は、衛さんとして見てて、
リピートしてて、ふと、ああ、いい感じに演技してるなあと思ったから、
嬉しいです。
この感じ、わかりますよね。わかる人には。

で、衛くんは、安全を大事にしてきたからこそ、
突発的事柄に対処できる強さを、精神的強さを養って来れなかった人で、
(事が起こらないようにしてきたため、経験していないと言う皮肉ですね)
そういうところも普通の人で、
この今日から始まったいろんな不幸は、彼を成長させて行くんだろうなと。

楽しみですねー。

あ、そうそう、Endingのラスト、白黒がcolorになるところの写真!
欲しいよ〜。













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