水野の図書室
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皆さま体調に気を付けて今日も良い一日でありますように。


2022年08月19日(金) 市川拓司『さよならのかわりに』

「本からはじまる物語」(角川文庫)12番目は『さよならのかわりに』。
作者の市川拓司さんといえば、『いま、会いにゆきます』の印象が強く、
この『さよならのかわりに』も市川拓司さんらしいファンタジーの世界です。

そのひとの人生を一冊の本にしてくれるという書店。

そんな書店があったなら、訪れてみたい気持ちはわかります。

人生に後悔をかかえた老人が不思議な書店で自分の物語を本にしてもらいます。

妻と出会い、結婚し、息子が生まれ、ささやかな暮らしに幸せを感じ…
やがて、息子が成長していくとともに衝突が生まれ…

「本からはじまる物語」の中では異色の存在のような物語。

人生が一冊の本なら、今日は何ページ目くらいかな?なんて考えてしまいます。
さて、がんばろう。




水野はるか |MAIL
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