和田拓治郎の「夜景レストラン」

2003年12月18日(木) 大将


毎日通る道に、ゆったりした動きの犬がいます。
いつもかわいいな、と思いながら見逃していたんですが、ふと気づけばいつも高いところに乗っているんです。
もよおしたときや食事の時以外、常に倒れたはしごの上に絶妙なバランスでチョコンと座っておいでだったんです。
この貫録は、家の主人を守るためか、自分の権威を誇示しているのかは微妙なところですが、とにかく、一昔前のお父さん像を見ているように錯覚しました。

本当のラストサムライとは、人ではないかもしれませんね。


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