幸福追求記

2002年09月06日(金) 昔話2

わたしは20歳の誕生日の10日前に
子供をおろした。

そのわたしがあと1ヶ月半で子供を産む。

前彼はつき合って1年くらいたってから
「結婚しよう」とずっと言っていた。
 
なのに、妊娠が発覚したら即おろすことしか
頭にないような人だった。
まだ2人とも学生だったからっていうのはあったと思うけど
でも、産むことなんてカケラも思ってなかった。

愛されてるなんて今思えば錯覚でしかなかったのかもしれない。
ただ口先だけでそう言われていただけ。

本当の優しさなんてどこにもなかった。
ただ、わたしが気がつかないくらいに何も見えていなかった。

「結婚しよう」と言っていた人なのに
子供ができたらおろすことしか頭になかった彼は
結局自分が一番大事だっただけ。
そんなことがあっても別れなかったのは
わたしがなにもわかっていない子供だったから。


ダーとは結婚しようなんて話は最初は出ていなかった。
でも、子供できたらすぐに結婚っていう話になった。
お金はあんまりなくても、ちゃんと愛されてるって
今は思える。


ダーにはつき合い始めてから少し経って
わたしのことは全部話した。

それを全部わかっても
ダーは今までもこれからもわたしの傍にいる。


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モカ [MAIL]

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