あきら
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2008年11月26日(水)

『同志だと思っていたのに…』


 久しぶりに、今日、高校時代の先輩と偶然お会いした。
とあるお店に働いていらっしゃるのを、私が存じ上げていた訳で、
そのお店に伺った訳だから、偶然でもナインだけれど、
勤務時間じゃない事も多く、お会いできない時も多々あるので、
まぁ、偶然…にしましたわ。

 それで…
『最近、誰も高校時代の子達に会わないわ〜
皆さん、こちらに住んでいらっしゃらないのかしら?』
って話題になりまして…
『あぁ…でも、あっくんが結婚してしまうなんて…ショックだった…』
って話題になりました。

 あっくんとは、彼女と同級生で、
小学校から高校迄ずっと同じ学校を進んだ、部活の先輩でした。
カバさんみたいなお顔をなさっているのですが、
責任感もありつつ…でも、皆への押しは全く強くなく、
いつもニコニコニコニコしてる先輩でしたが、
やるときゃ、やる!
と言う、二年連続…とても、優しい部長さんでした。
(前年度の部長さんも、そんなタイプだったんです。近藤勲さんみたいな…)

 『あら…あっくん先輩の良さを分かる方がいらしたんですね…』
と、私が安堵と感嘆の呟きをすると、彼女は突然涙目になって、
『私だって分かっていたもん。ずっと好きだったんだから。』
って、突然の告白!!!
夕方の、近所の方がワンサカ居てもおかしくない場所で、
突然の告白!!
驚きました。
仄暗いバーのカウンター…っとかって言うならば分かりますが…
びっくり仰天。

 『先輩、なら告白すればよかったのに…』
『いや…そういうのじゃないんだな…同志だと思っていたの(結婚しない)』
『尊敬していたって言うか…』

『だってね?小学校の頃、苛められて、牛の糞の中に突き飛ばされたことがあったんだけれど…彼、泣かなかったの。
それを見た時に、訳もなく感動してしまって…それから尊敬していたの。』

格別、写真が好きだった訳でもない先輩が、うちの部に居た理由のうちの1つだたのかも…。

『ショックだったなぁ…』

先輩。
そんなに涙目になる程ショックだったって事は…。

まぁ…言わないで置こう。
奥様。
凄く美人さんだったらしい。
あっくん先輩…いつか、ご披露願います。

先輩。
今度、休みの予定が合ったら、飲みに行きましょうよ。
ね。


 


      

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