日記

2004年08月25日(水) たとえそれが誕生石でも



京都と兵庫をいったりきたり。そんなこんなで現在は兵庫。
実家でのんびり、薬漬け。


こんばんわ、このところやたらに薬に頼りっぱなしのもえぎです。
数日間留守にしておりましたのにはわけがありまして。
薬変えた途端じんましん再発だとか一週間に四回雨につかまってうち二回は体の芯からびしょびしゃにぐしょ濡れになっただとかお医者さんにもう一度行ってみると『薬を変えた途端再発したのは、最初の薬がちょっと強いものだったから』と言われ強めのものでなければなんかもう抑えられないらしくってもっぺん強いお薬を処方してもらい再び静脈注射(極太)二本勝負を手首にぐっさりしたりしておりました。
もう手首注射は諦めの境地です。本当に場所分かりづらいらしいのです。
ですから看護婦さんには自己申告です。もう…手首でいいですから……。
そんなこんなで留守にしておりました。

でも、ぼろぼろながら楽しかったです。
映画も二本観ましたし、髪も切りましたし。
それに月曜には、友人連中と大阪で少し遊んだのですよ。
雑貨屋さんで、とても素晴らしい古本を見つけてしまいました。嬉しいv
お菓子作りの本なのですけれど、なんとコンセプトが『赤毛のアン』!
アンの中で出てきたお菓子の作り方がたくさん載っているのです。
指形クッキーや、軽焼きパンの正体がわかってとても楽しいのです。
軽焼きパンはマフィンのこと、軽焼きまんじゅうはシュークリームのこと。
翻訳が五十年前のものですから、こんな古風な訳になるのですね。
このお菓子の本自体、三十年以上前のものでした。
お陰でオーブンの温度設定が『中火』とかしか書いてないのです。
ちゅ、中火って、何度くらいなのでしょう……?(笑)
とにかく、素晴らしい本でした。装丁とか、文章の使い方が、とても素敵で。
もう一度本編を読み返したくなってしまうくらいでした。
あちこちの引用がとても効果的なものですから。
そしてここに読み返した単純なヤツがひとり(笑)


けれどその影響で、ふとゼノに関して一つの理解。
なんでもかんでもゼノに結び付けすぎですねわたし。
でも、じわりと気付いたのです。サーガの…エピ2のこと。
エピ2は、たぶん、あれなのですよ。こんな感じ。
『紫のダイヤモンド』。もしくは『クィーン・アンのダイヤモンド』。
確かに綺麗なのですよ。とっても。
しかし、その美しさはわたしの求めていたものではなくて。
『あたしの考えていたダイヤモンドみたいじゃなかったのですもの』
と、初めて本物のダイヤモンドを見たときの感想を言った彼女。
何やら少し話がずれていますけれど、感覚的にはとても近い。
ああどうしてわたしはこんなに論理的に論証出来ないのでしょう?
いつだって感覚が優先してしまうから、こんな風にこんぐらがった例示。
わかりにくくって申し訳ありません。でも。こんな。
確かにエピ2はサーガなのです。本物なのです。
けれど、わたしは――彼女と同じことをおもいました。
『わたしの考えていたサーガみたいじゃなかったのです』と。
綺麗なのです。凄く綺麗なのです。
でもその美しさはわたしにかなしみをもたらすばかりで。
『ほんとのダイヤモンドを見たとき、あたしがっかりして泣いてしまったの』
『サーガのエピ2をやったとき、わたしはかなしくて泣いてしまったのです』
あの五日間…恐怖と絶望にじりじりとおいやられ、さいなまれていって。
いくら良い方向に見ようとしてもどうしようもなくって。
ああ。こういうことだったのか、とうすぼんやり思います。
わたしが見ていたあの世界は紫水晶だったのやもしれません。


 < 過去  INDEX  未来 >


もえぎ [HOMEPAGE]