日記

2004年02月11日(水) おめでとう



もう幾度目の―…六度目の、六歳の、日。
お誕生日おめでとう、ゼノギアス。


こんばんわ、嘘吐きと罵られても今日という日は書きます。もえぎです。
二月の十一日。ゼノのお誕生日。
わたしの中で『ゼノ』とは永遠に『ゼノギアス』をさしますから。
『ゼノサーガ』は『サーガ』と呼称されます。
それにサーガのお誕生日は今月末ですしね。今日の主役はゼノ。
嘘吐いたわたしが何を言っても嘲笑われるだけでしょうけれど。

おめでとう、おめでとう。ゼノギアス。
うまれてきてくれてありがとう。いてくれてありがとう。
ありとあらゆるものを与えてくれて、ありとあらゆるものを奪ってくれて。
ありがとう。
その存在に。その存在を生み出してくださった方々に。
ありがとうございます。ありったけの、ありがとうございます。
明確な信仰対象をおもわぬままに組み合わされたてのひらで祈ります。
果てなく、果てなく。ありがとうございます。



活字に埋もれた一日中。現実逃避の本の中。
中世のフランスから現代のロンドン、世界を股に掛けたドイツまでも。
はてしなくせわしなく世界中を飛び回って。
追う言葉が尽きた頃、のそりと起きあがって黄金蜜の空。
込み上げる。こみあげる、空虚な嘔吐さえしばし追いやるおもい。
レシピと三角巾手にしてゆっくり部屋を後にしました。

作りたかったあまいお菓子。
作りたかったけれど作ることが出来なかったヴァイナハテン。
一番食べて欲しい方には作ることが出来ない寂寞。
この愚かな身には悠久にかなわない願い。
けれど今日はお祝いの日。

だいすきなものに。ひとに。みんなに、ありがとう。
愚昧な行為と知りながらも動く手は粉にまみれて。
ココア色のサプライズ・スノーボール。
球状には仕上がらなかった不格好なクッキー。
敗因は卵とバターが分離してうまくまざらなかったからかな?
本来降り注ぐべきお砂糖の雪を、今はあまいココアにして。
内側に宝物を秘めて、ちょっと照れたようなクッキーにお化粧を。
口に運ぶ手を一瞬止めてちいさなおもい。





『お誕生日、おめでとう』





口腔いっぱいにほのかなあまさ。
程度の低いツァラトゥストラ気分の嘔吐もなりをひそめて。
思わず唇を微笑ませてしまいました。

やっぱり、どうしようもなくだいすきみたいです。


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