あまつばめの雑記
こんばんは。いらっしゃいませ。

2002年04月24日(水) 何のゲームか、わかるかな・

虚構と知り楽しむか?
虚構ゆえに楽しむか?

こんばんは、あまつばめです。

ゲーム雑誌のコラム(批判)を読んでふとした疑問が。

「(このゲームは)登場人物が現実離れしている」


実際にやったことがあるゲームだったのでかなりの疑問を感じました。
たしかに現実離れしたゲームです。
ヒロインが生霊だったり、主人公が記憶の一部がなかったり、浮世離れの会話が多かったり・・・
でも、ゲームってそのほとんどが現実離れしていて、それを楽しむものではないですか?

例えばサッカーだと、手を使わずにあいての網の中にボールを入れるゲームです。
「使いづらい足を使わなくてはいけないのだ。
 手を使って運んだほうが簡単じゃないか。
 まったく、現実離れしている」
そう言って手を使ったりはしないでしょう。
ルールがあるから・・・ではなくて、そういうゲームだと割りきって楽しむものです。

自分の趣味に合わないと嫌うのなら自由かもしれませんが、現実離れという単語を使ったらゲーム(遊戯)なんて全部が当てはまってしまいませんか?

魔法使いになれたり、銃で怪物を倒したり、身近で殺人事件がおきたり・・・
できないから楽しめる。起こらないから楽しめる。
そんな虚構の上に現実という言葉を使って欲しくはなかったです。

批評した人の求める
『現実味のあるゲーム』
って、どんな現実ですかね。


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