me_shi 日記
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2006年08月19日(土) |
分からないまま、こなす日常。 |
私は夏から福祉の専門学生で、金曜日から施設実習に行きだした。 デイサービス2日、訪問介護同行2日、施設介護実習4日、と 結構ハードな日。規定では最短4日だから、 その倍の日数を組んでいるということは カリキュラム的に気合い入れてるらしい・・・
介護に興味を持ったのは母親が倒れてから。 福祉に興味を持ったのは友達が車椅子乗りだから。
今の学校は、高齢者介護を念頭に置いたカリキュラムになってる。 当然、学校終了時には高齢者福祉施設へ 就職するようにすすめられるんだろう。 老人保健施設や特別養護老人ホームやグループホームや。
でも、私は介護できるのか正直分からない。
勉強するのは「理想の介護」であって 実際の介護現場の話を聞く度にひるんでしまう。 たとえば、 ホームヘルパーで行った先で 高齢者にセクハラされるのは日常茶飯事だとか、 施設勤務であっても、後ろから杖でなぐりかかられたり 顔につばをかけてきたり、噛み付かれたり。 高齢者の人権を尊重した介護を!とかいうけど 介護するこちらの人権はそこには無いのか?って。 そんな話を聞いたうえ給与がスーパーのレジより低いなんて。 なんでそんなとこで働けるの?って。 それが本当の正直な気持ち。
私が今学校に行って勉強している事は、意味があるの? そんなことを考えてしまうのは、疲れているから? わからないまま、時間だけどんどん過ぎる。
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