原案帳#20(since 1973-) by会津里花
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2002年04月20日(土) 愛しのFくん♪

★1・Fくんネタ
★2・Fくんからの補足
★3・断片集

★1・Fくんネタ

(わーい♪ ピーター・バラカンが7時台から聞ける♪ わーい♪わーい♪)

昨夜は「眠い、眠い」とか言いながら、
けっきょく朝の4時頃まであれこれやってしまった。

で、今[8:03 02/04/20]なので、
4時間くらいしか眠ってないことになるけど、
なぜか「うぐぐ、寝不足だよー」とかいうことにならない。

心療内科でもらった眠剤、「けっこう長く効くはずだ」とか
言われてたはずなんだけど、なんのその。
「眠剤の起き抜けはふらふらしちゃって」って、
よくよく思い出してみたら、それ、私が熟睡して起きた時の
割と普通の状態じゃん。
つまり、私は熟睡したんだ。
ヨカッタ、ヨカッタ。

で。
さてさて。
本日のお題、「Fくん」。
(次の狙い目は彼だ!←って、どういうイミで??) まあまあ
私は彼とは、小さい頃から仲がよかった……と思う。
一緒に暮らすようになってからは、
少なくともそういう面を重視しながら過ごしていると思う。

で、そういう小さい頃からのつきあいだと、
独特の「ボディー・ランゲージ」が発達することって、
よくあると思わない?
そういうのって、他人に説明しても
「だから何?」としか言いようのないものが多いし、
私たち姉弟の場合もはっきり言ってそんなもんなんだけど、
いちおうしつこくない程度に、
できるだけ分かりやすく(=他人の目で……←たいていこの部分が不足ぎみ)
説明してみよう。


私とFくんが一時期ものすごく凝って遊んだ遊びに
「Bグマごっこ」というのがある。

たぶん、私が小学校に入る前くらい、Fくんは年子だけど学年は2年違うので
学齢に入るかどうか、というくらい。

二人は、ぬいぐるみを買い与えられた。
何せ小さい頃のことなので、もののサイズの感覚が今とは違っていて、
けっこう大きく感じていたけど、
たぶん本当は20〜30センチくらいの大きさだったんだろう。
顔のところだけセルロイドでちょっと女の子っぽいんだけど、
鼻は茶色く塗ってあり、「クマなんだよ〜!」と主張していた。
とにかく、かわいかった。

背中にチャックがついてて、中にキャンディーだかなんだか、
お菓子が入ってる。
本当はお菓子がお目当てでもいいくらいなんだけど、
私(とFくんもたぶん)は、違った。
ぬいぐるみのほうがお目当てだったのだ。

「Bグマ」というネーミングは、
たぶん母がタックに「B Bear」とか書いてあるのをてきとうに
「Bグマちゃん、っていう意味なのよ〜」と二人に吹き込んだのを
私たちは「こういう動物(?!)は『Bグマ』っていう種類なんだ」と
識別するようになったのだろう。

だから私は、今でも「Bグマ」は私やFくんの操作で命を与えられる
生き物の一種だと思っている。
(いやその、それが「事実」じゃないのはもちろんわかってるんだけど(^^;)

定番の「色」があった。

私は、背中や手足が茶色で、おなかのところが黄色い、
どちらかというとオーソドックスな色合い。
Fくんには、背中や手足が青で、おなかが白、という
ちょっと変わった(少し安っぽい?)色。
(こんなちょっとしたことでも、うちの父は「長男/次男」で
差別……or区別していたのだった(-_-;)


私とFくんは、お菓子が抜けて純粋な(?!)ぬいぐるみになった「Bグマ」に
セリフや行動を与えて、それに自分の感情や主張を託して
「コミュニケーション」していたのだった。
もちろん、体当たりしたり、
(たぶんFくんが少しイヤだったんだろう)フォークダンスを踊らせたり、
今で言えば「いじめ」のようなことを
くまちゃんたちに対してしたりとか、
……子どもってザンコクなのよねえ……

これって、立派な「ボディランゲージ」なのでは?

あんまり長ったらしくて、そろそろ疲れてしまったけど
(起き抜けは30分以上長い文章は書けないわ(^^;)

このほかにも、私が独自の「怖い顔」をすると、
Bグマは吹っ飛んでしまう、とか、
それにメゲずにむしろ吸い寄せられてしまう「Dイヌ」の誕生とか、
そういう中で私は「表情七段活用」を開発した、とか、

何せ三十数年(っていうかもう四十年弱!)の歴史があるからねえ……

それらは今でも、Fくんと私の間で、立派に通用する「言語」になっている。

あ、しまった、「まとめ」に入っちゃう前に、もう一つ、
人が聞いて面白いかどうかわからないけど、
独特のボディランゲージがある。
これは、文字通り身体を使って対話するもの。

お互いに対話がエスカレートしてくると、
どちらかが相手の両方のほっぺたをつまむ。
すると、つままれた方は、「自動的に舌べらを出してしまう」という
反応をする。
しゃべっていてるセリフの途中でも、必ず
「ほっぺたつままれたら舌べら出す」というのが
「自動的に」起きる、というのがミソ。
(ていうか、なんか本当に「反射神経」みたいになっちゃってて、
誰にほっぺたつままれてもそうなっちゃうのです、私(-_-;)


で。
それで、ね。(笑いをこらえる私) うくくっ……(^^;

昨夜、ダンスのレッスンから帰ってきて、
私が興奮冷めやらずにあれこれおしゃべりしているうちに、
なんか「Kiss」のジーン・シモンズみたいに舌べら出してふざけた顔をしたの。
(Fくんにだけはそういう「恥ずかしい顔」を
カムアウト(?!)しているのだった(^^;)


……常に表情豊かな人は、顔の皺が寄るのが遅い、つまり
「いつまでも若いお肌」でいられるのでは? と思う。
上にも書いたけど、私は「顔面七段活用」というのを持っていて、
たぶん一ヶ月に一度くらい、誰も見ていないところで……
昔はFくんに見られていたんだけど……うう、恥ずかし……
やっていた


そしたら、Fくん、やにわに立ち上がって、私の「ほっぺたつまむ」をやったのよ!!
おいおい、こっちが舌べらをもう出してる最中にそれはないだろ、と
私はうろたえた。

そうして、次の瞬間、Fくんは
「笑い中枢の回路に突然スイッチが入ってしまい、
もう自力では止められないループに入ってしまった」

かのように、大笑いし始めたのだった。

それを見て、私は気がついた。

今、ほっぺたつままれた時、
もう「舌べらが出ている状態」になっていたので、
ふつうそのパターンはなかったので
なんとかして次のアクションで反応しなくちゃ、と思ううちに
半分無意識に
「出してる舌べらを左右に細かく……はっきり言うと『レロレロ』と動かす」
という動作をしてしまっていたのだった!!

Fくん(腹を抱えて大爆笑!!)曰
「だってさー、……上目遣いにこっち見ててさー、……
ほっぺた、つまんだら、……横向きに……(爆)(←もうしゃべれない)」


それを聞いて、私も事態を悟った。

もう、笑うしかなかった。

笑った、笑った。
おなか痛くなるほど。
身体の中で、笑うといちばん分泌量が増えて
健康な状態を維持できるホルモンが
じわあっ、とあふれ出るのがわかった。
たぶん、それのことを
「幸福感」
と呼ぶのだろう。

あー、面白かった。
(って、読んでる人、面白かった?)

でした
書き始めは8時前後だったけど、推敲なんかも含めて、書き終わりは[9:55 02/04/20]。
それなりに「力作」なのね、これ?

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★2・Fくんからの補足

実は今、Fくんが私の隣にいます(^^;
で、↑の記事を読んで聞かせてあげたの。

そしたら、Fくん曰 「Bグマには『持つところ』がついてたよな」

そ、そうだった。
なぜか「持つところ」という名前しか与えられなかった、
でもたぶん「お菓子入れ」として使うのには
重要な部分だったはずの「持つところ」。

うわぁ〜〜〜〜、懐かしいっ!!

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★3・断片集

  

★「わかほりさん」の特徴
・家事をしないダンナ。
 相変わらず私のこういう言い方って自己チューもいいとこなんだけど、
 かつて自分自身がそうだったし、今でも時々
 「ゴメン、日記書いてるからごはん自分で作って!」とFくんに言ってしまう。
 そーです、私、今でも「わかほりさん」から抜けられないの。
・職場で(だけじゃなくてなんでもいいんだけど)やたら勝ち負けを気にする人。
 これ、悲しいことに、MtFにもよく見られることだと思う。
 (やっぱり私も、そうと言えばそういうところがないわけじゃない(-_-;)
 「パスしてるほうがリードされるよりもイイ」とか
 「プレオペよりポストオペのほうがエライ」(←σ(^^;?)とか。
 「イイ」とか「エライ」とかで言うのなら、「自分らしい」のがいちばんイイに決まってるし、
 それは他人となんか比べようがないもの。
 あと、「パス/リード」は、アメリカでヘイトクライムの危険がとても大きいところで
 身を守るためのものでしょ。
 私なんか、けっこう
 「あ、こいつ、ホントは男(←『ホントは』じゃないっ!!(-_-;)」
 と思われることが多いみたいだけど、そのことで身の危険を感じたこと、ないもん。
 「競争」にできそうなネタがあると何でも飛びついてしまうのは、
 男だろうと女だろうと「わかほりさん」の仲間入り、だと思う。

……
もうちょっといくつかあったはずなんだけど、洗い物してるうちに忘れた。
でもまあ、いいや。
どうせ「与太話」だし。

★ヒマだから、世界情勢についてでも話そうか?
ていうか、「ヒマ」というより、感覚「マヒ」。
イスラエルvsパレスティナ。
やるだけやりあったら?
なんか、そうやって「好戦的」な人たちがお互いに滅ぼしあって
そういうタイプの遺伝子とか、淘汰されちゃえばいい、と思ってしまった。
そしたら、戦争をしたがらない人だけが生き残るから。

(「違う! おまえはバカな見落としをしてるぞ!
積極的に好戦的である奴は生き残る。
好戦的じゃない奴が滅びるのだ!!
わははははは……」って
テストステロン中毒の患者とか、言いそう。げろ(ToT;)


こんなこと書くとユダヤ人はホロコーストを想起してめちゃくちゃ怒ると思うけど、
いくら自分たちがされたからって、同じようなことを「再演」するなよな、って感じ。
わかってそうなものなのに……
(個人的には私だって「トラウマの再演」ばっかりやってる。
それこそ、自分でも「わかってそうなものなのに」と思うこと、夥しい(-_-;)

で、私は呆れてしまって、……もうちょっと言うと、憎しみに支配された人たちに
いくら冷静な説得しても無駄だと思うので……
だったらいっそ、滅ぼしあえば? と思ってしまうのだった。

とても残酷な感想だと思うけど、どうしてもやめられないのなら、もう私は知らない。
正直、もうほとんど興味ない。
(だから、私のこの感想も「最新情報」とかじゃないよ。
昨日か一昨日のニュースでちらっと見ただけ)

「911」で世界中が懲りた、と思ったのに、まるで「恥の上塗り」みたいに
同じようなことをする人たちが出てくるなんて……

私の出る幕じゃ、ないよね。もう。

知ーらないっと。

★お金がほしいので、バイトする。
明日、バイト面接に挑戦!
古本屋さん。
コミックとか置いてあるところだったら、
私みたいなキャラはぴったりじゃん!
(でも、ストーカーされやすいかも……
うっ、ちょっと怖くなってきた(-_-;)

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