一陽来復 *

2001年11月24日(土) スタイル

注、読書とはまったく関係ありません。

あまり「ダサい」格好はしたくないと思う。
けれども、流行の服で身をかためた自分も、想像できない。
「おしゃれ」なひとというのは、去年のコート、去年のブーツはもう身に着けないのだろうか?
「おしゃれ」も「ダサい」も、売り手が作り出す。
「流行」は、企業によって大量生産されて、メディアによって宣伝され、「おしゃれ」なひとたちの手に届く。
みんなが「去年のコートなんか着れないや」と思って、今年のコートがたくさん売れれば、市場は潤い、景気は回復、万々歳。
詳しくは知らないが、資本主義とはそういうものなんだろう。
だけど、実際は、去年のコートでも5年前のコートでも、体型が変わってなければ寒さはしのげる。
わざわざ新しいコートを買う必要は(防寒という点から言えば)どこにもない。

格好というのは、自己表現の一つで、「おしゃれ」でいたほうが、何かと有利だと思う。
みんなが、「おしゃれ」なのはいいことだと思っているから。もちろん私自身も。
けれども、わたしは「トレンド」とか「流行」とかいうものからは、一歩離れていたいと思う。

かっこつけて書いたが、ただおしゃれするのがめんどくさいという話も…(笑)




 < 過去  INDEX  未来 >


ぺぱ [MAIL]