よしなし日記


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2005年06月03日(金) 気分いいんだか悪いんだか

 本日、仮印刷無事終了。

 っていうのはたぶんうちの学校独自のシステムっていうか表現でしょう。

 上がった原稿を一応発行できる形に印刷、製本(つってもホチキスでとめるだけ。何せ予算8万なもんで)して、PTA会長、校長、教頭、教務主任、担当の先生に配ってチェックしてもらうって奴。あと一応正副委員長も見る。私は死ぬほど見ているので、もうチェックしようがない。ていうか、別の見方ができなくなっているので、とりあえず休憩に入ろうと思う。既に二箇所は訂正が必要と思われるので、そこは事前にやっておく。

 どんな返事が来るのか、楽しみなような、不安なような・・・納得できる理由での検閲?が入るのは別に嫌じゃないけど、分けのわからんというか、保身に走った世間のせま〜い見解など投げかけられたら、頭に来て憤死するかも。
がはは

 憤死といえば・・つーーか、今日その仮印刷時の話。

 職員室に2台の印刷機があり、左側の性能がいい奴でずっとこれまで原稿作りなぞしてきたが、今日そこでやっていたら、P先生(かなり好意的。ただ気が弱いらしく、職員会議で追求されると言い分を引っ込めている感じ。中間管理職だから、大変なのかわかるけど、もっと強くなって欲しい)がやってきて、「枚数が少ないようだったら、こちら(右側)でやってもらうと、カウント料金(一枚の料金)が安くてすむから・・」と一言。
 
 全然意味がわからないと思いますが、左の機械は版下にあたるのを作るシートがA3版で、右のはB4版。A4サイズの用紙で印刷しても、版下シートの使用サイズはそれぞれの大きさを消費することになる。それがB4版だとA3のより、マスターシートが安いので、右側使えとのことだったらしい。メンテナンスコストのことを鑑みての(ここポイントよ)お話だったわけですね。

 初耳だぜ。今日で何回印刷機使ってんの見てんだよ、最初に言えよ・・・と思いながらも、いろいろお世話になっているので、そこは大人しく右の印刷機へ移動。せっかく製版したのに、またかよとは口に出さない。

 そこにたまたまTがやってきて、私らが印刷してる様子と、P先生とのやり取りを聞いて、割り込む。
「A3でやったほうが、用紙代が安く済むので、本部はそれでやってますから、できるだけそうしてくれますか」だと。

 初耳だよ。

 「広報は委員会の考えで好きにやっていいよ」って誰に聞いてもいうから、「本当に何も制約ないですか?」って確認しまくったのに、今頃何言ってんだよ。あるじゃねぇか。お金の問題なんて、最も大事な話じゃん。今頃、しかもたち話しみたいに、ついでの話で言うな、ぼけ。

 っていう内容を、大人らしく、やわらかく、喧嘩にならないように、告げる委員長(=私)。

 その時点でかなりむっとしていたが、それでも大人しく、右のでやっていたら、A先生(これも管理職。どうも広報誌に興味がるらしく・・なのか単に世話好きなのか、単に印刷好きなのか印刷機で何かやっていると必ず割り込んでくる。いろいろ教えてくれようとしているのだが、こっちが細部をチェックしながらやっているときに、いきなり「これはねぇ」なんて入ってきて、勝手にどんどんやっちゃって、わけわかなくなし、結局何も解決しない状態で、時間だけとられかなり迷惑。まじめは叔父さんで悪気はなさそうだが、仕事レベルでのおつきあいは勘弁願いたい)がやってきて、またまたいつものように「これはねぇ攻撃」。

「あああ、もお時間だけかかるんだから、こっちがやりたいようにやってんだからさ、邪魔しないでくれる!」・・・なんていえるわけもなく、しばらく黙ってみていたが、彼は単に印刷機に触りたい程度の気持ちで関わってくる(真相は知らん)ので、やっている途中でわけわからなくなり、挙句に、「こっちの機械の方が綺麗に出ますから、こっちでやりましょうよ」と野田網・・・・のたまう。


「はぁぁ〜? てめえら、ばらばらにいい加減なこというんじゃねぇよ」

なんてことは、けして口にせず、でも、「P先生がこちらでっておっしゃってたんですけど、問題ないですか?」というと、一瞬ためらうも、何かぐにゃぐにゃいいながら、左に戻って印刷開始。

 で、私達がやりたいこととは全然違うことをやり、話の流れでA3にした方がいいという話もあるんですね・・・・みたいなことを言ったら、「僕はA4でもいいと思うよ。A4で問題ないよ」って気軽に言うから、ぶちきれた。

 そんなあちこちからいろんなこと言われて、私らどう動けばいいってのさ。どういう了見か知らんが、その場その場で、半分ご機嫌取りみたいに、思いつきの意見言って、そうしろみたいなこと言われても、困るんすけど。何か言うなら、あんたらの統一見解を言ってくれよ。責任とれんのか!

 っていうことを、失礼にあたらないように丁寧に言いました。

 でも、A先生は、管理職だけあって、しかもああいう仕事だから、一介の父兄に(父で兄でもないけど。この言葉使っちゃいかんみたいだけど。今は保護者といいます。でもこの場合臨場感ないので、あえて父兄っていいます)、少々(???)強い口調詰め寄られて、むかついたのか、これは何か言って威厳を回復せねばと思ったのか、またわけのわからない説明を始めた。

 その話の内容も、「僕はこう思う」っていう、あくまでもその場での個人的見解の域を超えず、それじゃぁぁ全然拉致あかないんすけど・・・って思ったので、

「御託はいいから、統一見解もってこいよ」

 っていうのを、またもや丁寧に、失礼のないように言いまして、でもまた威厳回復発言をはじめ・・って感じで、

「わかった。話し合って統一見解出して報告しますよ」

って言えば、

「わかりました。お願いします」で済む話を、何ぐだぐだ言ってんだか、馬鹿みたいに長い話になっちゃった。

 客観的にはわからないけど、他の委員もいたし、先生も少しいたし、言い負かされているっていう場の雰囲気をなんとか払拭するのに必死って感じがしたんですけど・・違う?

 A先生ったら、唇震えてかわいそうだったかしら。
 
 A先生も、基本的にはこちらに好意的なことを言ってくれているわけで、それはありがたいんだけど、なんかその場のおべんちゃらっ的な調子いい感じで、こんな時に、こっちにとっちゃ大事な決定事項になる問題を、気分にまかせて言って見ました〜みたいなこと言われても、困るのよねぇ。自分から本部には言ってあげるよっていうことを言ってたけど、私の言い分がきちんと伝わっているのかどうかは微妙。考えてみると損なというか、かわいそうなキャラだ>A先生。

 なんか偉そうに?一言いいたい気分の人があちこちにいて(特にTはそんな感じ。言い方がいちいち上から物言ってる感じ。あんな丼勘定な予算案出出しといて、よくあまりかね使うななんていえるなって感じ。次の総会で税理士連れてきてつっこむぞ!・・・てわかる人には誰のことかわかっちゃう〜〜。やばい?)、適当にいろんなこというんでほんとやりにくい。で、つっこむと、それはその場の思いつきでしかなくて、それにしたがってやったら、別のとこから別の意見が出て・・なんて、そんな気まぐれでよくこれまで問題起きなかったなって感じ。

 これまで関わっている人たちも、その場その場の雰囲気で適当に流してきていて、そういうムードを許してきたからだよね。確かに、真っ向から立ち向かうと面倒くさいよね。それに、主体的にやっている側だけじゃなくて、口も手も出さないけどお金だけ出してる多く無関心な人々にも、問題があるんだよね。面倒くさいから関わらないようにしてるんだろうけど・・・
  

 でも私はやるぞ!・・・って思っているわけじゃない。

 私だって、面倒くさいし疲れるし、いちいちつっかかるのは嫌だけど、でも、考えるより先に言葉がでちまうんだもん。適当なこと言うな!って思うんだもん。あんたの一言でどれだけ振り回されるかわかってんのか!って思うんだもん。

 その人のためと思ってかける言葉なのかもしれないけど、本質的なところを全然抑えてないから、こっちにとっては全然何の役にも立たない話だったりするのよね。

 あと、どうも問題はコストの話なんだけどさ。

 PTAは一応会員(こどもんち)から会費取っているわけじゃん。その会費で活動してて、広報誌もその会費からお金出ているわけじゃん。なのに、広報に対して何も縛りはありませんみたいなこと自体おかしいじゃん・・って思うのは私だけ?

 たかが月300円だけど、お金払っている立場からすると、自分達のお金使って、見ても見なくてもいいような広報誌を出すなんて、お金を紙くずに替えてるようなもんじゃん!もってのほか!って思うよね・・ていうか、ほとんどの人が思ってないから、そういう状態許されているわけだけど、少なくとも出すほうの態度としては、皆様からの大事な会費を使わせていただいているので、大事に見ていただけるものを作ります・・っていうのがあるべきじゃないかと。もっと一生懸命に広報誌のことを考えなくちゃいかんのじゃない?体裁悪いから存続してるだけの委員会だったら、ばっさり切っちゃえよ。そのお金積み立てて、トイレの改修でもしてやれよ。

 
 で、話は戻りますが、他に比べれば超安い予算だけど、それでも数万円の予算をつけている委員会の上記のような状態を放置している人々が、けしてコスト意識があるとは思えんのよ。

 第一、予算内で収まればそれは問題ないんだから、サイズなんてどうでもいいよって言うんだけどさ、でも、印刷機のメンテナンス費用は含まれてなくて、P先生が言っていたのは、まさにそのメンテナンス費用のことでさ、全然コンセンサスとれないし、わかったようなこといってるけど、成果主義の民間企業なんかで働いたこともないお方に、コスト意識があるとは思えんのよ。僕はわかってますよ・・って言いたいのかしらんけど、あれこれ言えば言うほど襤褸が出るって感じだったんすけど。中途半端に社会がわかっているようなこと言うと頭に来て、追求したくなるのよ、私。意地悪だから。かえって、正直コストのことなんて何もわからないけど、子供のことは必死に考えてます・・みたいな態度のほうが、ずっと好感持てるけど。

 最後はこっちがいいもしないのに、カラーでやるとしてもメンテナンス費用とか考えると外注の安いってこともあるしとか言い出して・・・しかも、カラーでやったからって、内容が・・・みたいなことを言いかけたから、そんなこたぁぁぁ百年前からわかってんだよ。だから要求してないジャン・・・なんてことは言わず、

「見た目が綺麗でも、中身がともなってなければただの色紙ですもんね」

って言ってしまいました。最後は半分話聞いてないし・・だって時間もったいないんだもん。



 たぶん、皆がよりよい方向にしたいっていう気持ちはあるのでしょう。でも何せ、誰も彼もが意気地なし。
 影では、こそこそいろいろ提案してくれるけど、それは飽くまでもこそこそ話であって、それを表面に出して、本当に改革してやろうっていう意気地はないのよね。抜本的に改革しようっていう気持ちもない。

 で、私はというと、私もそれはない・・・・というか、現状では同士がいないような気がします。皆、あれこれ不満は持っているけれど、それを声に出していう勇気はない。誰を敵に回すのが怖いのか、それは人それぞれでしょうが、敵をつくらず適当に6年間過ぎればいいやって感じだよね。私とて、そういうスタンスでいきたいような気もしているんだけど、妙なとこ真面目なもんで、ついあれこれ考えてイライラするのよねぇ。

 基本的に学校ってところにはあまり期待をしてないので、どうでもいいっちゃいいんだけど、妙な言動を目の当りにすると、どうしても我慢できなくなるのよねぇぇ。

 今日は大きな区切りがついて、すごい爽快な気分のはずが、またまたいろいろ考えさせられることがあって、なんだか嫌な気分でもありますわ。


 こんなことこんなとこに書いてよかったのかね。明日になったら削除してるかも・・・・やっぱり私も意気地なし?


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