キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2008年09月23日(火) 一途さ。


疲れて眠っていた25:34
キミからの着信。

寝ぼけた頭でも、条件反射で電話を取る。

『はる、寝てた?』

遠くてキミの声が聞こえた。

『明日から忙しいから、と思って。(今日電話したよ。)』

キミは変わったよね。
前は忙しい時はいつだって放置されてた。
何日だって連絡を取ってくれなかった。

『はるが愛しいなぁー。』

甘すぎるキミの声を聞くと、いつも、いつだって
これは現実だろうかって確認してしまうよ。


キミもすごく眠たそうだったので、早めに電話を切った。

Jの顔、手、腕、すべてが今ここにはなくて
この世界にほんとにJが居るのかなって思うときがある。
でも本当にJは居るのかなって確認できるのは
やっぱり電話やメールしかなくて
心でいくらJを想っても、想うだけでは補えないものがあるんだよ。
だからちゃんと、声を聴かなきゃダメだって思う。



同期の彼と飲んでから、いろんな場面でJと比較してしまう。
同期の彼は、私の傘をわざわざ開いて渡してくれたり
デザートをいつの間にか頼んでくれていたりと
抜け目がないほどの紳士だけれど。
一番大事な事が欠けてた。
それは誰かを想う一途な気持ちだったんだと思う。
彼女が居るのなら、その人を一途に想っていて欲しかった。
彼女でもない女(私)に、そこまで優しくして欲しくなかった。


Jに対しては、『ほんとに私のことだけ想ってくれてるんだ』
って実感できるときが度々ある。
遠距離だから、いくらだって嘘はつけるし浮気だってできると思うけど
Jはそんなことしないって、私はどこかで強く信じていられる。
これが信頼というものなのかな。
本当にJが浮気してるかどうかは分からないけどね。



キミが今ここに居てくれればいいのに。
ぎゅーって抱きしめてもらってJの胸に顔をうずめて
Jが居るんだーって思いながらJの匂いを実感したい。


キミも私も、ずっと一途でいられますように。







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