キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
index|back|next
顔が綺麗な人が大好き。 でもだからって人間的に好きってわけじゃなくて、恋愛には繋がらない。 好きにはなれない。
でも、彼と話をしてしまった。
大学で1番端整な顔をしていて、細身で黒髪。 アクセサリーは殆どつけていなくて、シンプルな服でやってくる。 彼に手をつける人は、居ない。 敵が多すぎるからかもしれない。
私はいつも彼を見ていた。 でも恋をしていた訳じゃない。
「綺麗なものを見る本能」の目で彼を追う。
そして彼と私は、絶対に一生言葉を交わすことはないと思っていたのに。
私が彼をちゃん付けで呼ぶくらい
いつの間にか知り合いになっていたのだ。
|