キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年09月23日(金) 手。


携帯電話の、メールの振り分け箱には
ちゃんとJのための箱があって、そこに手紙がくると
私は開く度に、心臓が少し早く鼓動を打つ。


「おやすみ」とか「おはよう」とか そんな何気ないことを
いちいち言ったりはしない。
でも文末に、「おやすみ」や「おはよう」を付け加えてみたりする。
それが、とても嬉しい事のように思う。


私はJを親友だと言いつつも、Jにちゃんとした恋人が出来るまで
私はきっとJ以外に恋をしない。「きっと」だけれど。


今もたまに考えるけれど、畑先輩のことをきちんと振っておいて良かったと思っている。
私がどうしようもなく淋しくなったとき、もしかしたら彼は私の事をまだ好きで
恋人になってもらう、言い方は最悪だけれど「保険」になりえたかもしれない。
でもそれはただの束縛で、相手の自由を奪うに違いないと思った。
でもそんな正当な理由を作る前に、私にはそういうものが耐えられなくて
どうしようもなく重かったから。だから。
相手の為には絶対にきっぱりしたかった。
あの時の自分に後悔は殆どしていない。
彼は傷ついたかもしれないけれど、それで良かったと思う。



静かな日常を、私は生きている。
恋の痛みなんか知らずに、私はそう、ある意味しあわせに。



今目の前にJが居たら、私は彼の手を取りたい。
沢山のものを作り出す彼の手に触れたい。



はるか |MAIL

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