キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2005年06月01日(水) 私の何処かにJがいる。



あまり考えたくないことだけれど、Jがもしこれから私を好きになったとしても
恋人として付き合っていく自信が私にはない。
私にとって恋愛のイメージの60%くらいが「不安」で占めている気がする。
それはいつかの「終わり」を想像するからだろう。

Jと何かが途絶える事が怖い。
Jを失うのが怖い。

きっと蓮なら、いつまでも友達でいられるけれど
Jと縁を切ったら、生きていても会えない気がするからだ。

Jのことは、蓮には言っていないけれど
畑先輩のことなら、蓮に言える気がした。
メッセで蓮に呼びかけたけれど、どうやら退席中だった。

すると今日の朝、「ごめん」とメールが届いていた。
「あぁ蓮に会いたいなぁ」と思った。
夏に会えるかな。今年の夏は、どんな夏になるんだろう。


畑先輩とはもう、暫く会わないと思う。
私は会いたくないから。
メールも来ないといい。もう何も期待させたくない。


私は何も失わない変わりに、何も得られないだろう。




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